e-sportsで腹筋が流行らない理由……
腹筋はe-sportsではないから……
逆立ちや頭を床につけた状態での倒立、膝をついて無理のない倒立…もはや倒立ではないが、頭部を低く保つというのは普段まったく取らない姿勢だから、
でんぐり返し、前転や、壁にもたれかかる中途半端な倒立は幼少期によくやった。
しかしいつの間にかやらなくなった。
小中学校では「器械運動」としてマットの上で転がったり跳ねたりする授業がある。
無意味とも思える器械運動は意外と体のバランスを整え、運動量も多く、何より脳への適度な刺激を与えているかのように感じられる。
春は鬱になりやすい季節であるが、倒立を終えるとそれが解消されるようである。
筋トレに縁のない人が逆立ちをするときは注意してほしい……
両腕で自分の体重を支えなければならないので、きちんと床に手をついて力を入れておかないと転倒する恐れがあるからだ。
腱鞘炎などの手や指の痛みを予防するには、両腕を伸ばして手を高く上げて∩( ・ω・)∩ ばんじゃーいのポーズを取るのが有効とされている。\(^o^)/オワタでもよい。
両手を高く上げることによって血液が下がり、疲労物質が手から離れやすくなる…とかいう話を聞いたことがある。
逆立ちをすると頭に血がのぼるのが気持ち悪いが、両足の血液が下がって足のむくみや膝の痛みなどが緩和される可能性がある。
逆立ちは普通の人はおそらく絶対やらない。
生涯やらないかもしれない。
体操を習っているか私にそそのかされてやる人がいる程度である。
それで普段やらない運動は、大したことがなくても大きな刺激になる。
よく「脳トレ」や「頭の体操」といってクイズ番組を見たり、パズルを解いたり、速読や速聴に没頭したりする人がいるが、そういうありふれた日常のコンテンツで脳のソフトウェア的な面を強化する試みよりも、逆立ちや前転といった普段やらない物理的に体を動かすことによってハードウェアへの刺激を与えることのほうが大きな効果が得られるのではないだろうか???
ただでさえ「できるだけ体を動かさずに何かをしたい」と考える人が多い世の中である。
運動が嫌いというより、運動の必要性のない場面が増えているのだ。
おまけにSTAY HOMEで不用意な外出がとがめられ、自宅警備を余儀なくされる時期でもある。
特別な機材も時間も空間も技術も不要で、ただ逆立ちをするだけ。
逆立ちを一度試してほしい。
くれぐれもバランスを崩して転倒しないように。
両腕でしっかり体重を支えることを意識して。
顔は床を向いても、顎を引いて後ろを向いてもいい。楽な角度を保とう。
逆立ちは死亡リスクや後遺症の恐れがあり、素人の思いつきでやってはいけない運動です;;
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