内容の同じ本でも紙のほうがはるかに場所を取るし、文字を検索することもできないので非効率のように思われる。
はたして読書というのは文字と絵を読むことだけなのだろうか……
100ページ程度でも本の厚みは電子書籍リーダーを超えてしまう。
それが何冊もあればかさばって仕方ない。
紙のページをめくるか、画面をスワイプするかの違い。
手に持ったときの感覚の違い。
紙からかすかに漂う匂い。
ページをめくる音。
触覚、嗅覚、聴覚。
紙の本のほうが直接的な情報以外のものが伝わってくる。
まぁそれが学習において有利だとか、読解力の差となる……などといわれている。
しかし根拠があるのか不明。
もっともらしいことをただ主張しているだけかもしれない。
紙と電子書籍に「違い」があるのは事実だが、それにどういう意味があるのかはわからない。
1冊の本からそこに書かれている内容以上のものが得られるというのは怪しい。
しかしそれもわからない。
なぜなら同じ本を読んでも人によって理解や得られるものがまったく異なるからだ。
同じものを読んでいるのに結果が違う。
これがまぎれもない事実なのだ。
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