初めから結果のわかっていることにしか注力しないのはだめですよ。
夏休みの自由研究とか読書感想文がすべてを台無しにしています。
あれはもう結果というか「答え」がどうあるかを初めから誘導されているようなもの。
そんなものが高く評価されて結果ありきの研究ばかりだから「後追い」になるんです。
答えや成果がわかってから、厚かましく便乗しようとする……
でもカネばかりかけて何も作れないじゃん。
それはお金の使い方が間違っているからです。
ろくに基礎ができていないのに後追いと誘致に投資したって間に合うわけがないんですよ……
「ハズレ馬券を買わず当たり馬券だけを買えば確実に儲かるのではないだろうか!?」
という支離滅裂な思考そのもの。
もうね、なんというか……
現場で「即戦力」を求めるのも、結果や待遇だけで仕事を選ぶのも、みんな間違った教育の産物なんだなぁと……
「役に立つかどうかわからない研究」って、神の視点でもなければ判断できるわけがないでしょ?
そういう研究の長年の蓄積が大発見を生む可能性を秘めているのに、当たり馬券の理論(笑)で手を引いてしまったらスタートラインに立つことすらできなくなるんです。
研究のためではなく「研究費を引き出すための口実」になっているのが問題なのであって、研究そのものをやめていいのでは決してありません。
下手に断捨離したりミニマリストや節約に専念したりすると、もっと重要なものを失う恐れがあります。
作業場やデスクをきれいに整理することも大切ですが、多少は散らかっていたほうがはかどることが多いんですよ。
2024/07/15
よくわからない研究や「謎のデータ」を集めることからスタートする
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