自分にとって「簡単」だからといって素直に「簡単」と公言するのは、
実はものすごく不利になってしまうのではないかということです。
私は今まで気にもしていませんでしたが、人から指摘されて初めて意識しました。
たとえ簡単な作業だとしても、それを簡単だと言ってしまうと、
次からは足元を見られるようになるらしいのです。
しかし私には理解ができません……
簡単なのに「難しい」と言えばウソになります。
それは相手に無用の心配をかけることにつながります。
私は生来、こと自分の能力に関してはウソをつくことができない体質です。
無理なことは無理と言うし、できることはできると言います。
簡単なことは簡単だし、難しいことは難しいのです。
でも
これがいけないらしいのです。
何がいけないのかはさっぱり理解できないわけですが…。
簡単なことを難しいと言ってしまえば、
相手はそれについて少なからぬ不安を抱きませんか?
「本当に大丈夫なのだろうか…」
「あなたじゃ心配だわ…」
と。
簡単なことを簡単と言えば、相手は安心すると思います。
「きみなら安心して任せられるよ!」
「どんどんやっていいわよ!」
でも…
人間の社会では、私の常識は当てはまらないらしいのです。
それで
あすさんは損をしているんだよ!
と言われてもピンと来ません。
だから私は、いろいろな人と話をするたびに自分がわからなくなっていく…
間違ったことを信じているのだと言われても、私は事実を言ったまでなのに…
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