生きるために仕事をする
のであって
仕事をするために生きるのではない
ということです。
これが逆転してしまっている人が少なくありません。
必要なことは「最低限」であり、それを満たさない場合にだけ問題が起こるのです。
最低限のものがあれば、それ以上のものを求める必要はありません。
求めることには際限がなく、それに応じて労苦は増し加わります。
でもそれは最低限の要求から大きく外れています。
「最低限とは何なのか」を学ばないまま大人になってしまうと、
「最大限に行わなければならない」と勘違いすることになります。
これがいわば「無駄」を生じさせ、削減の対象になっているわけです。
20世紀以降、世界の人口は多くなりすぎてしまい、そのすべてを養うことができずにいます。
いや、正確には人間社会のシステムに誤りがあり、人口を養っていくことができない水準に
経済や制度の仕組みを下げているのが原因で、これは人災ということができるのですが。
過剰な「エコ」や、極端な「節約」がそれに該当します。
人が生活してその数を増やす限り、消費というものは増えて当然なのに、
減らそうとするということは、人口を減らすことと何ら変わりません。
そのうちに仕事や財源が不足し、対応する人員も不足するようになり、
今の世の中ができたということです。
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