2025/12/18

どうして「HHKBにはリストレストが必須」という認識になるんだろうな

徹底的に無駄や手間をそぎ落とすコンセプトのキーボードなのに、やたらオプションが多いことに疑問を抱かないのだろうか。

「右へならえ」というユーザーが多いのか、単に「オシャレ」と思っているのか。
まぁHHKB Studioは当初の哲学から一変してジェスチャーパッドやポインティングスティックなどを盛りに盛っていることから、意外と適当に設計し、「人間工学」などという都合のいい言葉を持ち出しているのかもしれない。


リストレスト(パームレスト)の必要か必要でないかは、椅子の高さと姿勢が大きくかかわっている。


これはキーボードの足を立てるか立てないか(チルトスタンドの角度)にも影響する。

「傾斜をつけないと上手くタイピングできない」
「リストレストがないと手が疲れる」



そう感じたら、キーボードよりも椅子の高さを調整してみてほしい。


……

よほどの肥満か筋力の低下している人でない限り、キーボードの傾斜やリストレストはかえって負担になることがわかるはずである。


リストレストに体重をあずける形になるからだ。



キーボードは力任せにタイピングをするのでは決してない。
キーは指先で押すのであって手の圧力を持続的に加えるのではない。

常に両手をリラックスさせ、柔軟性を保つのが肝心である。

飛行機が着陸装置を常に出したまま飛行するのは「安全」とはいえないだろう。
「いつでも着陸できるから安心🤗」「墜落防止策」などとは絶対に思わないはずだ。

安心安全というのも勘違いや盲目的に信用してしまうことがあるのである。



「椅子の高さ」と「卓上におけるキーボード手前の余白」を適切に調整することから始めてみよう。さあ、今すぐにw


もちろん好きな姿勢で自由に座って(あるいは立って)使うのが一番よい。


……が、とにかく「右へならえ」や抱き合わせでオプションをそろえるのには感心しないので、よく考えて試行錯誤のうえ判断してもらいたい。

伝統的に天下りや主従関係の明確な文化では、認識を改めるのは難しいのかもしれないが。

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