2025/12/25

イラストレーターがファンから離れて “同業者” ばかりのコミュニティーへ移ったら成り立たなくなるだろう

盗作、無断転載、AIによる学習…

イラストレーター自身の不利益となるものであふれているSNSから離れて別のコミュニティーに移ったとして、肝心のファンがそれに応じてくれるのか?…という話。


権利侵害を嫌う “同業者” ばかりが集まることになる。

そう、消費者がいなく、傷のなめ合いをするしかなくなるのだ。

移転先では承認欲求を満たすことができず、むしろ変な思想が芽生え方向性が狂う恐れがある。
結局元に戻ってくるのなら、コミュニティーから離れた意味がない。

不用意に離れると、悪意のあるユーザーによる「なりすまし」が横行し被害を受けるかもしれない。
本物のアカウントが無事でも、制作や立場を乗っ取られたら取り返しがつかなくなる。



いろんなイラストやムービーを提供し続けるクリエイターにはファンもついてくるだろうが、それが狭いコミュニティーの限定公開になってしまっては、どうしてイラストレーターとしての職業が成り立つのだろうか。

不正や不利益を被る現場から「離れる」ことは、イラストレーターの生命線を断つに等しい。

つまり……


潔白なクリエイターほど潰され、厚かましい者だけが生き残る。


教訓としては、「嫌ならやめろという勧めに応じると望まない結果になる」ということである。

今がつらくても、今が理不尽でも、その「つらさ」「理不尽さ」の正体を突き止めさえすれば、糸口が見えてくるはずなのだ。
ただ無防備に耐えるのではなく。


盗作、無断転載、加工、AIによる学習を避けるためにこれまでの作品を削除したりアカウントごと退会したりすると、自分で自分の首を絞めることになる。


人間とAIはどちらが優位とか正義ではなく、共存することが重要だ。

むやみに恐れて逃げたり攻撃したりするのは賢明ではない。

むしろそのような反応をすると翻弄されてしまう。


このようには考えられないだろうか。

不正利用や操作のログが保存されていれば、AIを通じて悪意あるユーザーを徹底的に取り締まることができるのではないか。


一見「無法地帯」のようでも、利用者の一挙一動を監視されているとすればどうだろう。



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