演じているつもりが本物になりかけていたとは……
冗談が思いのほかウケたり、ネタが続いたりして味をしめると後戻りできなくなる。
YouTuberはその最たるものだと思うね……
・有名になって収入が増えても、それがいつまで続くか不安で仕方がない。
・やめるにやめられない。
・みんなが自分のことを待っている。
こういうものが実は「妄想」であることが非常に多い。
妄想と戦って妄想に癒やされ、本人もまた妄想を語る。
「好きなことで生きていく」というキャッチコピーは壮大な皮肉である。
「好きなこと」の供給が絶たれた時点で路頭に迷うことになるためだ。
皮肉っぽく言えば、「好きなことで死ぬ」。
活動するのが自分の支配の及ぶプラットフォームでない限り、いつ首を切られるかわからないのが現実。
表向きは華やかでも、内部の事情は火の車ということは多い。
そういう環境では「狂人」にこそ適正がある………というのもまた皮肉なものである。
だから「狂人の真似をした凡人」ではなく、「まともを装った狂人」が生き残る。
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