宗教的な信条を無視しても、「聖書」には実に興味深い記述が見られます。
たとえば…
国民は国民に、王国は王国に敵対して立ち上がり、またそこからここへと食糧不足や地震がある──マタイ24:7
これはたしかに最近の世界情勢を表しているように見えます。
それらの日の患難のすぐのちに、太陽は暗くなり、月はその光を放たず、星は天から落ち、天のもろもろの力は揺り動かされる──マタイ24:29
これは一見よくわからない表現です。
「天」「太陽」「月」「星」は実際の天体のことを表しているわけではないようです。
「天」を「テレビ」に置き換えて考えてみると、
「太陽」というのは地を明るく照らすという意味で、視聴者である国民すべての明かりとなる何か。
たとえば政府やその他の指導的な組織に相当します。
それが「暗くなる」というのは、今まさに日本の政府や、夜の生活に明かりをともす電力会社が混乱し、指導力と信頼を失っている現状のことを表しているようです。
「月」というのは「太陽」の光を受けて輝く天体という意味で、政府と電力会社の影響下にあるすべての「国民」を表していると考えられます。
しかし太陽が暗くなったので月も当然、暗くなり、やがて光を放たなくなります。
「星」というのは「太陽」の出ていない間でも夜空を美しく彩る天体という意味で、スーパースター、つまり「芸能人」や「アイドル」と考えられます。
それが「天から落ち」というのは、芸能人が天、つまりテレビから落とされて映らなくなり、ニュースばかりになっている現状のことを表しているようです。
どうでしょう?
かなり興味深いと思われませんか?
ほかの聖句も見ていきましょう。
また、太陽と月と星にしるしがあり、地上では、海のとどろきとその動揺のゆえに逃げ道を知らない諸国民の苦悶がある。同時に人々は、人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失う。天のもろもろの力が揺り動かされるからである──ルカ21:25-26
( ゚д゚ )…
こ、これは…
「海のとどろき」はまさに「津波」のことで、それは日本だけでなく太平洋に面した多くの地域に影響を及ぼしており、「逃げ道を知らない諸国民の苦悶」とはまさにその通りといえます。
「人の住む地に臨もうとする事柄」というのは、お察しの通り、原発で起きている危機的な状況です。
その「恐れと予想から気を失う」というのも、まさにその通りです。
「天のもろもろの力が揺り動かされるから」というのは、やはりそれを伝えるメディアであるテレビが混乱し、事実の把握や報道の手続きに追われ、国民がパニックに陥るからでしょう。
しかしこれらの聖書の言葉が真実であるという根拠や保証はなく、いかにもそれを信じるかどうかの問題ということになりそうです。
結局、「信仰」があるかどうかであり、理論的に説明することはできないのです。
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