低音重視の人は麻婆豆腐の音がきっと気に入ると思います。
☆SeeAudio 麻婆豆腐 Mapo Tofu MPTFレビュー☆
どちらもSee audioの「Bravery」という機種がベースとなっていて2024年8月1日に発売され、Bravery24がグローバル版で麻婆豆腐が日本向けに展開されているイヤホンです。
・麻婆豆腐
・Bravery24
シェルの色が違うだけでなくチューニングと付属品が異なっており、麻婆豆腐がボーカルと低音をメインとしているのに対し、Bravery24は中高域と空間表現を重視している印象です。
音楽を聴いていて楽しいのは麻婆豆腐でしたね。
しかし個人的には少し聞き疲れしそうなタイプの音に感じられました。
私はあまり音楽をじっくり聴く習慣がなく、適当に選曲したものを垂れ流しにするタイプなのです。
Bravery24は生楽器やライブ、無編集の環境音や、私が最近よく見ている「FOV動画」のような臨場感のあるコンテンツに向いています。
ボディーカメラで日常(ライフワーク)を捉えた無編集の映像というのは、しばしば80Hz以下の低音成分が妨害的に働きかける場合があり、編集でローカットフィルターをかけたほうが「自然に」聞こえることが多いのですが、Bravery24はそのあたりを強調しないため素の状態ですっきりと視聴できます。
この低音の「圧迫感」が麻婆豆腐とBravery24では大違いでした。
音楽的には魅力があっても、日常の映像を長時間見る(聞く)場合には低音が上手くなじみません。
もちろん麻婆豆腐の低域を悪いといっているのではありませんよ。
私の用途としては少し合わないということです。
そして私はやはりゲームで使うのがメインなので、音楽ジャンルを選ぶチューニングよりも、全体的に見通しがよくて特定の音域に邪魔されない音作りであることを重視しています。
日常日常といいますが、銃声やモンスターの咆哮の響くゲームのどこが日常なのかと突っ込まれるかもしれませんねwww
FPSゲームはその目線(画面)が一人称視点なので「日常」というか臨場感のあるコンテンツ……ということです。
Bravery24は中高域が非常にクリアでキラキラしており、高い解像度によってゲームのボイスライン(セリフ)がほかの重要な効果音にかぶる場面でも “かなり” 聞き分けることができます。
DRGのナイトラやプレーンクリスタルを砕く音があまりにも美しいというか妖艶で、無意味に叩いて回りたくなってしまうほどです。
鉱物を採集する音がこんなに魅力的に聞こえるのは初めての経験。
新たに追加されたモンスター「グリフィッド・ストーカー」の一聴して敵とは思えないサウンドも鮮明に聞こえます。
音場は決して広くはないのですが、それぞれの音の距離と奥行きが手に取るようにわかるのです。
ストーカーが徐々にプレイヤーに近づいてくる際の「反響」する演出によって居場所の特定が難しくなっていますが、耳を澄ますと微妙な変化を察知することが容易になります。
麻婆豆腐とBravery24の試聴機を手に取ってみた限りではシェルの大きさと形状は同じです。
中サイズ~やや小ぶりのシェルは以前のBravery(黒色)と形状が異なっていて、新しいもののほうがしっかりと耳に収まり固定されます。
イヤーピースはAzla Xelastec IIのMサイズが取り付けられており、独特のゴムっぽい粘り気のある質感が非常に優れた遮音性と安定性をもたらします。
私にはきわめて快適(左右どちらの耳も!)ですが、耳から外す際にイヤーピースが裏返りやすいことには注意が必要です。
片手で耳たぶを広げながらそっと抜くといいでしょう。
遮音性が素晴らしいですね。店頭で試着しただけでも静寂に包まれます。
Kinera Freya 2.0 LTDも優れた遮音性を発揮しますが、麻婆豆腐とBravery24はそれ以上です。
シェルの形状が耳にぴったりと合っていて見事にふさがります。
ケーブルは布巻きで金と銀の薄い色で左右に分かれています。
プラグはモジュラー式で、銀色のスリーブを回して外し、プラグ本体は引っ張って抜きます。4本のピンが垂直に差し込まれる形なのでひねってはいけません!
標準で4.4mmが取り付けられているので、DAC/DAP/アンプなど再生デバイスのインターフェースに応じて2.5mmか3.5mmに交換してください。
ケーブルにはくせもなく適度な柔軟性もあって取り回しも良好ですが、布の表面は独特の硬さがありゴソゴソというタッチノイズが少し気になります。
欠点は純正ケーブルのタッチノイズくらいですね……ほかに悪いところが見当たらない。
Freyaと違って「耳の中へ入ってくる感じ」の音です。
しっかりと「聴いている」感じがし、Freyaの「ながら聞き」とはまるで違います。
Braveryはモニターライクでニュートラルな音作りを目指すSeeAudioを象徴するモデルだけに、カジュアルやリスニングメインのイヤホンとはずいぶん趣向が異なっているようですね。
さてBravery24と麻婆豆腐のどちらがいいかは甲乙つけがたいです……
“中華イヤホン” などと小馬鹿にするような根強い風潮があっても、実物を体験したあとではそのような認識は起こらないはず。
e☆イヤホンでは圧倒的に麻婆豆腐が人気で、8月1日の発売日の開店前からすでに在庫切れ。
どういうこっちゃwwwwwwwwって思いましたよwww
ネットショップと店舗の在庫を分けてほしい……
「赤色が好き」「豆腐と辛子のキャラクターがカワイイ」という人は麻婆豆腐。
アクリルスタンドやマウスパッドなど魅力的な付属品が多すぎるのはBravery24。
まぁ音質は正直「好みの問題である」ということに尽きるので、イヤホンの外観や付属品や「名前のインパクト」で選んでください。
ただしイヤホンがどのような見た目であれ装備している本人には見えない定期。
価格が価格ですし、どちらを選んでも “愛機” になるレベルのイヤホンに間違いなし。
5万円のイヤホンを購入するのに二の足を踏んでいる人は少なくないと思います……
私は背中を押しますよ…w
自分のお気に入りのイヤホンを手に入れて音楽やゲームを楽しみましょう。
・Bravery24
シェルの色が違うだけでなくチューニングと付属品が異なっており、麻婆豆腐がボーカルと低音をメインとしているのに対し、Bravery24は中高域と空間表現を重視している印象です。
音楽を聴いていて楽しいのは麻婆豆腐でしたね。
しかし個人的には少し聞き疲れしそうなタイプの音に感じられました。
私はあまり音楽をじっくり聴く習慣がなく、適当に選曲したものを垂れ流しにするタイプなのです。
Bravery24は生楽器やライブ、無編集の環境音や、私が最近よく見ている「FOV動画」のような臨場感のあるコンテンツに向いています。
ボディーカメラで日常(ライフワーク)を捉えた無編集の映像というのは、しばしば80Hz以下の低音成分が妨害的に働きかける場合があり、編集でローカットフィルターをかけたほうが「自然に」聞こえることが多いのですが、Bravery24はそのあたりを強調しないため素の状態ですっきりと視聴できます。
この低音の「圧迫感」が麻婆豆腐とBravery24では大違いでした。
音楽的には魅力があっても、日常の映像を長時間見る(聞く)場合には低音が上手くなじみません。
もちろん麻婆豆腐の低域を悪いといっているのではありませんよ。
私の用途としては少し合わないということです。
そして私はやはりゲームで使うのがメインなので、音楽ジャンルを選ぶチューニングよりも、全体的に見通しがよくて特定の音域に邪魔されない音作りであることを重視しています。
日常日常といいますが、銃声やモンスターの咆哮の響くゲームのどこが日常なのかと突っ込まれるかもしれませんねwww
FPSゲームはその目線(画面)が一人称視点なので「日常」というか臨場感のあるコンテンツ……ということです。
Bravery24は中高域が非常にクリアでキラキラしており、高い解像度によってゲームのボイスライン(セリフ)がほかの重要な効果音にかぶる場面でも “かなり” 聞き分けることができます。
DRGのナイトラやプレーンクリスタルを砕く音があまりにも美しいというか妖艶で、無意味に叩いて回りたくなってしまうほどです。
鉱物を採集する音がこんなに魅力的に聞こえるのは初めての経験。
新たに追加されたモンスター「グリフィッド・ストーカー」の一聴して敵とは思えないサウンドも鮮明に聞こえます。
音場は決して広くはないのですが、それぞれの音の距離と奥行きが手に取るようにわかるのです。
ストーカーが徐々にプレイヤーに近づいてくる際の「反響」する演出によって居場所の特定が難しくなっていますが、耳を澄ますと微妙な変化を察知することが容易になります。
麻婆豆腐とBravery24の試聴機を手に取ってみた限りではシェルの大きさと形状は同じです。
中サイズ~やや小ぶりのシェルは以前のBravery(黒色)と形状が異なっていて、新しいもののほうがしっかりと耳に収まり固定されます。
イヤーピースはAzla Xelastec IIのMサイズが取り付けられており、独特のゴムっぽい粘り気のある質感が非常に優れた遮音性と安定性をもたらします。
私にはきわめて快適(左右どちらの耳も!)ですが、耳から外す際にイヤーピースが裏返りやすいことには注意が必要です。
片手で耳たぶを広げながらそっと抜くといいでしょう。
遮音性が素晴らしいですね。店頭で試着しただけでも静寂に包まれます。
Kinera Freya 2.0 LTDも優れた遮音性を発揮しますが、麻婆豆腐とBravery24はそれ以上です。
シェルの形状が耳にぴったりと合っていて見事にふさがります。
ケーブルは布巻きで金と銀の薄い色で左右に分かれています。
プラグはモジュラー式で、銀色のスリーブを回して外し、プラグ本体は引っ張って抜きます。4本のピンが垂直に差し込まれる形なのでひねってはいけません!
標準で4.4mmが取り付けられているので、DAC/DAP/アンプなど再生デバイスのインターフェースに応じて2.5mmか3.5mmに交換してください。
ケーブルにはくせもなく適度な柔軟性もあって取り回しも良好ですが、布の表面は独特の硬さがありゴソゴソというタッチノイズが少し気になります。
欠点は純正ケーブルのタッチノイズくらいですね……ほかに悪いところが見当たらない。
Freyaと違って「耳の中へ入ってくる感じ」の音です。
しっかりと「聴いている」感じがし、Freyaの「ながら聞き」とはまるで違います。
Braveryはモニターライクでニュートラルな音作りを目指すSeeAudioを象徴するモデルだけに、カジュアルやリスニングメインのイヤホンとはずいぶん趣向が異なっているようですね。
さてBravery24と麻婆豆腐のどちらがいいかは甲乙つけがたいです……
“中華イヤホン” などと小馬鹿にするような根強い風潮があっても、実物を体験したあとではそのような認識は起こらないはず。
e☆イヤホンでは圧倒的に麻婆豆腐が人気で、8月1日の発売日の開店前からすでに在庫切れ。
どういうこっちゃwwwwwwwwって思いましたよwww
ネットショップと店舗の在庫を分けてほしい……
「赤色が好き」「豆腐と辛子のキャラクターがカワイイ」という人は麻婆豆腐。
アクリルスタンドやマウスパッドなど魅力的な付属品が多すぎるのはBravery24。
まぁ音質は正直「好みの問題である」ということに尽きるので、イヤホンの外観や付属品や「名前のインパクト」で選んでください。
ただしイヤホンがどのような見た目であれ装備している本人には見えない定期。
価格が価格ですし、どちらを選んでも “愛機” になるレベルのイヤホンに間違いなし。
5万円のイヤホンを購入するのに二の足を踏んでいる人は少なくないと思います……
私は背中を押しますよ…w
自分のお気に入りのイヤホンを手に入れて音楽やゲームを楽しみましょう。
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