2026/07/28

120円でできるキーボードの静音化 Razer Huntsman V3 Pro MiniにマスキングテープMODを簡単に施す

キートップを外し、0番のプラスドライバーを使ってネジをすべて外したら、手を滑らせないように指先に力を入れて押さえながらボトムケースをトッププレートから開けます。

中のコネクターを引き抜くのが怖かったため、ケーブルの先についたドーターカードのネジを3つ外してボトムケースを分離しました。
奥まった位置にあるUSB Type-Cのジャックを搭載したカードがそれです。

ペラッペラの薄いフォームが入っていました…w
こんなのは申し訳程度でしかないため、マスキングテープをぺたぺた貼り付けて音響を改善していきましょう。

スイッチにもスタビライザーにもルブはされていないか、最低限しか塗られていないように見えました。
構造的に一般的なキーボードよりもホコリを嚙みやすそうなのと、「塗りすぎ」によるトラブルのほうが厄介なのでグリスアップの必要はないのかもしれません。

また定期的な塗り直しをするのもめんどくさいです。
ルブによる静音化やスムージングを図るのは、それを維持するための余分なメンテナンスが必要になるということでもあります。
拭き取りによる洗浄や再塗布といった作業をせずに設計の段階でキーボードの運用と寿命が試算されているはずだし、重要なのは手間をかけたからといって長持ちするとは限らず、かえって壊れやすくなることも多いということです。


個別のルブよりもボトムケースへのテープMODのほうが効果的なことが多いし、メンテナンスも不要なのでこちらのほうがおすすめです。


ネジ穴と突起部を避けてぐにゃぐにゃとマスキングテープを貼るだけ。見た目は悪いです。
基板の裏にも貼りたかったのですが、思いのほかスイッチが大きく飛び出していてめんどくさそうだったのでボトムケースの内側だけテーピングしました。

雑すぎて目も当てられないとか、そもそもテープを貼って何が変わるのか疑問に思われるかもしれません。

元通りに組み立てればテープは外から一切見えないので、「見た目」は心配しなくても大丈夫です。
マスキングテープなので気に入らなければ簡単にはがせます。

ドーターカードの位置に合わせ、USBのジャックがきちんとケースの穴と一致するように注意深く見ながらネジを締め、トッププレートをはめ込んですべてのネジを元通りに締めたら完成です。
テープを貼りすぎるとUSBの位置が合わなくなってしまうので注意してください。
元通りに組み立てたつもりでも、肝心のUSBケーブルを挿せなくなってしまいます。




テープを貼るまではカシャッカシャッと響く感じだった打鍵音が、カンカン・シャンシャンと固く乾いた感じに変わります。

固くて締まりのいい打鍵音は、エレガントとか深みのある音と形容されます。

Razer Huntsmanの個性的な打鍵音を残したまま音響を改善できるのでおすすめですよ。
あんまり本格的にカスタマイズすると没個性になるかもしれず、行きつく先がみんな同じようなサウンドになってしまうのも面白くないので、このくらいで十分だと思います。

……たった120円のマスキングテープを貼るだけで。

カンカンとシャンシャンってパンダの名前みたいwww
キートップを白と黒に換装してパンダっぽい見た目にするのも面白そうですねwwww
標準のキートップは十分高品質ですね。最高級のBlackWidow V4 Pro 75%のスペースバーが不快なのに、Huntsmanはかなり快感です。ものが違うんですかね??


もともと打鍵音のうるさいキーボードほどテープMODの効果が大きいです。
初めから静音で設計されているものは影響が小さいかもしれません。

もちろんタイピングの仕方によっても大きく変わってきます。
わざと大きな音を立てる人や、タイピングの早い人はどうしても目立つでしょう。


マスキングテープを貼っただけなのでケース内部の空洞は依然として大きく、どうしても安っぽい打鍵音に聞こえるかもしれません。
音の雰囲気としてはHHKB(Happy Hacking Keyboard)に近いです。
往年の大型機械のコンソールを操作するキーボードのようなイメージ。
これはこれで好みに刺さる人がいると思います。

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