汚点や欠点を克服してから何かを始めようとするのはだめですね。
汚れのないクリーンな容器にものを入れるのは見栄えはいいですがただそれだけ。
かえって汚れが目立ちます。
「汚れをつけないこと」が目的となり、本来の用を成さなくなってしまうんです。
弱点のない人が万能選手とは限りません。
「無事故無違反」や「皆勤賞」しか取り柄のないことがほとんどです。
そんなものを誇って肝心の業績を上げられない “無能” が幅を利かせている世の中……。
「ほかよりよさそう」というのが主要な判断基準となっている時点でお察しです。
ようするに何もかもが消去法。
長所や期待や前向きな姿勢で物事に取り組む気などこれっぽっちもないのです。
これもお国柄というか……森羅万象を恐れる人間の本能なのかもしれません。
まず土地を徹底的に清めて、お祓いをしてから何かを建てる。
そうしないと「不浄の地」に住むことになる。
気分的な問題が、科学や合理性を上回ってしまうのはあまりにも理不尽……
もっといいところに注目していきましょう。
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