「需要のない」ことが数値的・統計的にわかると、提供側がそのコンテンツをやめてしまう。
その需要というのは相対的なものなんですよね。
どんなに自信を持って製作・公開しているつもりでも、別のコンテンツと比較して劣っていたり、人気のないことが数字で示されたりすると、需要はないと判断する。
ネット黎明期に数多く存在した魅力的なウェブサイトやお役立ちサイトがなぜ潰れていくのか。
単なる時代や流行の変化ではなく、その人気度や需要が可視化されることによって需要そのものが変わっていくからです。
「AよりもBのほうがウケる」
一度そういう流れが生まれると、Aを廃してBばかり作られるようになる。
どうすればAは生き残ることができるのか……?
Bがウケていることを知らずにAを作り続けるという気概や無謀さが必要なのでしょう。
変な話ですけどね……
誰からも相手にされていないコンテンツでも、有用なものであると思い込んで傍若無人に振る舞うことの大切さがわかります。
よく考えてください。
世の中が面白いコンテンツ「だけ」になったらクソ面白くないと思いませんか?
最終的に自滅するだけです。
勝手に需要を集中させて多様性を失い、「どちらに転んでも失敗する」状況を作り出しています。
統計やデータも重要ですが、それに気を取られては意味がありません。
2023/06/03
可視化・見える化はコンテンツを潰してしまう恐れがある
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