「子供は親の背中を見て育つ」という言葉があります。
その通りでしょう。
そう、見ているのは「背中」なのです。
なぜ背中なのか?
答えは簡単です。
親が子に背を向けているからです。
そこに学んだり見習ったりする建設的な要素は見出せません。
むしろ親の「悪い部分」が目に付きます。
それを本能的に学習してしまい、後世に伝わっていくのです。
背中から学べることなど、よいものであるはずがありません!
どうして正面から教えないのでしょうか。
子供には「学ぼう」という意思があります。
親はその学ぶ事柄を率先して子に示すべきなのです。
しかしそれが困難になっているのです。
何を教えるべきかわからない。
必要なことは学校ですべて教えてもらえると思っている。
自分のことが優先なので子供の相手をする余裕がない。
この様子がまさに子に背を向けているのです。
私は、「子の問題は親の責任」とは考えていません。
なぜならその「親」にも「親」がおり、そのまた「親」の「親」、「親」の「親」の「親」……と、
永遠にさかのぼっていくので、結局、誰かの責任であるとはいえないからです。
誰かのせいではありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
思いついたときに教えればいいのです。
真の教育は、時と場を選びません。
そう。
ゲームの中で教育することもできるのです。
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