8kHzじゃないほうのHuntsman V3 Pro MiniはWebドライバーで設定できるのに、8kHzにはその項目がありません。
インストール型アプリ(Synapse 4)でしか設定できず、ウェブドライバー(Synapse Web)はまだサポートされていないようです。
いったんSynapse 4で設定を変更すればキーボード本体へ記録され、インストールされていないPCでも動作します。
MOD TAPの挙動が気に入らないんですよね……
これが有効だとFnキーとのコンビネーションでカーソルキー(←↑→↓)を押した場合でも反応がワンテンポ遅れます。
文章入力や表計算ソフトでセルの移動を行うにはいいかもしれませんが、ゲームではレスポンスの悪さが致命的なのでMOD TAPはオフにしておきたいです。
打鍵感は大違いですねww
まずキーボードを揺すった際にスタビライザーから出るシャカシャカという音がほとんど聞こえません。
スイッチのスライド部分だけでなくスタビライザーにもルブ(潤滑)がされていることがわかります。
ルブによって可動部のアソビが大幅に抑えられている印象です。
ほとんど同じモデルなのに、「厚みのある吸音フォーム」と「潤滑済みスイッチ」でまるで別物のキーボードへと昇華しています。
私がマスキングテープで改造した8kHzじゃないほうのHuntsman V3 Pro Mini White Editionよりもはるかに静音です。
私のが「カコカコカコ!!」だとすれば、8kHzは「トコトコトコ……」という具合。
100の打鍵音だとすると65くらいには抑えられています。
すでにHuntsmanを持っている人は自分で改造するのもよし、現状維持でもよしなのですが、アップグレードされた打鍵感を味わいたければ買い替えるのは大いに「あり」だと思いました。
しかし悪い意味でHuntsmanらしくなく、没個性というか別のキャラクターのように感じられます。らしさを失うのは思いのほか痛手かもしれません。
8kHz版のHuntsmanの打鍵感が気に入るかどうかが買い替えの決め手になるでしょう。
音だけでなく感触もしっとりエレガントであり、スイッチのストロークがより滑らかで、筐体内で音の反響する余分な空間がフォームによってふさがれていることが伝わってきます。
8kHzじゃないほうのHuntsmanでも十分にいいキーボードなのですが、8kHzは今後Synapse Webの対応が望まれます。
ガスケットマウントによるクッション性がなくキーが直接フェイスプレート(トップケース)に衝突するデザインのため、押下圧が40gといってもそれなりに手指には負担になります。
白も黒も表面はアルミニウムですが、WHITE EDITIONと違ってヘアラインというか木目調の水平なすじが入っており、視覚的に重量感があるというか高級そうに見えるのが特徴です。
不穏なのは10月25日現在、なぜかこのモデルだけサポートページにファームウェアが公開されていないということ……
もしかして致命的な問題が見つかって取りやめた????
まさかキーボードを回収しなければならないほどの不具合なんてないよなぁ??????
Razer Huntsman V3 Pro Mini 8kHzに限らず60%キーボードの多くは、30年前のプログラマーが理想と考えたPFUのHHKBというキーボードの配列によく似ているため、ゲーミングだけでなく往年のコーディング用途としても一考の余地があります。
…もっとも、今では音声認識や生成AIによる文書作成が普及し、入力メソッドとしてのキーボードの立場は失われつつあるのが現状です。
なので打鍵音や素材や内部構造のこだわりや、「光る」要素といった楽器やアクセサリーさながらの観点から選ぶことができるようになったといえます。
個人的にHuntsmanはHHKBよりも軽量(492gと530g)というところが気に入っています。
軽くて高品質なキーボードはなかなかない……というか高級な製品はことごとく重量マシマシで1kgや2kgのものも珍しくないのが現状です。
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