ソロはともかくマルチプレイのゲームで気の短い人は困りもの。
経験を積んだ百戦錬磨のプレイヤーだとしても、友達や ”一期一会” のチームメイトからは嫌われる。
よりによってそういう人ほど「手取り足取り」教えたがる傾向にあるため、ますます険悪な空気を作り出してしまいます。
ゲーム業界なんてただでさえ飽和し衰退した古参であふれ返っているというのに、気の短い人が初心者の手ほどきをするのは目も当てられません。
実況やTAS動画を見るだけで十分…。
残念なことです。
スキル制にはスキル制のよさがあり、ランダムアイテム(チャンスゲーム)にもよさがあります。
しかし腰を据えて長く遊びたければ、それらは避けたほうが賢明かもしれないのです。
スキル制やステータスしだいのゲームは、いってしまえば「条件さえ合えば再現性がある」。
つまり条件を満たした状態であれば思考停止でもプレイできてしまう問題をはらんでいるわけで……。
そのうち頭を使わなくなり、反復作業に没頭し、生産性を失う。
チャンスゲームなど反復作業の最たるものです。
「まだ選んでいないシナリオを片っ端から埋めていく」のもいいのですが、それ自体が単純な繰り返しになるようでは考えもの。
なので「ストーリー性」の濃いゲームだからといって頭を使うとは限りません。
一方でプレイヤースキル重視のゲームというのは、条件や繰り返しが本質ではなく、「常にその場の機転」が問われます。
ゲームキャラクターの成長やプレイヤーの「経験」も必要ですが、それ以上に「応用」と「工夫」といった試行錯誤が求められるのです。
・マップがランダムに生成される。
・ランダムなプレイヤーとのマッチング。
・明確なチュートリアルが存在しない。
・目標すら設定されていない。
・アップデートでよく大幅に変更される。
……もちろん、こういうタイプのゲームには好き嫌いがあります。
嫌い、もしくは苦手な人に強制してはいけません。
ようするに「常に動く」。
安全地帯があってそこから攻撃すれば突破できるようなゲームではないということです。
休んではいけないという意味ではありません。
ロビーは必要です。
ノルマ、実績、トロフィー等の要素があっても、別に無視してもかまわないものや、別の機会に達成できるシステムのゲームが理想的ですね。
本質が何なのかを思い出してください。
プレイヤースキル重視のゲームの苦手な人が、上手くプレイできなかったが上達したという経験はとても大切です。
同義反復的なコンテンツではそれができません。
「何をした・していない」のリストとにらめっこしながら埋めていくゲームは危険であると考えています。
私がこんなことを言うのは……
反復作業や「消化ゲー」を続けるだけではボケる可能性があるからです。
指示通りに操作するだけで進行するゲームや、台本を読むだけ、暗記が主体の科目……
2023/12/04
短気な性格はゲームでも不利…スキル制よりプレイヤースキル重視のタイトルを選ぶ
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