リアルタイムレイトレーシングにばかり注目していたけどDLSSのほうがすごいかもね。
低い画素数からアップサンプリングするなんてイメージがぼやけるだけだと思っていたけど、それをTensorコアとnVIDIAのディープニューラルネットワークサーバーが学習して視覚的に高画質なグラフィックを提供できるようになりました。
この「「視覚的に」」ってところが最大のポイントだと思うんだよね。
3Dゲームというのは常に映像が動いているので、静止画をより美しく見せるアルゴリズムとは本質的に違うところがあります。
どれほどピクセル単位で「忠実」かつ「正確」に描画したところで、人間の視覚では必ずしも最適な画質としては認識されないというか、動いている部分は適度にぶれていたほうが自然に見えるという感じなんですね。
それがディープラーニングによっていわば選択的に処理できるようになった。
1080pの画素で4Kの映像を美しく描画できるDLSS2.0……
最初DL55って読んでたwww
フォントによってはSSが55に見えるwww
DLSSによる映像の一瞬を切り取って比較しても正直
ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
と感じるところはあります。これは事実です。
しかし3Dゲームは静止画ではなく映像だから、その比較自体にあまり意味がありません。
映像同士で比較する必要があるのです。
たしかにDLSSはテクスチャのエッジが少しぼやけているというか、にじんでいるように見えますが、実際にゲームをプレイしてみると「滑らか」で好印象を受けます。
DLSSはオーディオの「バーチャルサラウンド」のような本来必要のないミドルウェアと違い、ゲームエンジンがGPUで処理しているため有意義な技術です。
遅延などないどころかフレームレートが大幅に向上するので導入するメリットは大きいです。
画質よりも重要なのがフレームレート。
平均して30%も向上し、場面によっては2倍も差が出ることも。
これってとんでもないことですよ。
ズームして画質を比較してもゥ─σ(・´ω・`*)─ン…??ってところはあるのですが、この動画で見るべきところは右上に表示されているフレームレートの値です。
DLSSを(o'ω'n)にすると3割ほどもフレームレートが高くなり、遠くのオブジェクトはより鮮明に描画されるのです。
AIによる学習が進めば、今後、さらに品質が向上する可能性もあります。
RTX2060という最下位のビデオカードでこの状態なので、2070Superなら相当快適になると思います。
この際2080Tiを買っても満足するかもしれませんね!!
3080?2180?を待つのもいいでしょう。
2080Tiならリセールバリューも高いので決して損はしないと思いますwww
わからんけどwww
ハンマーヘッドアイイーグルスラストのニキもウッキウキwww
NVIDIA DLSS 2.0: AI レンダリングの大きな飛躍
あらかじめスーパーコンピューターで16Kという超高解像度のレンダリングを行い、1080pの結果と比較し学習することを何万回と繰り返しました。
モザイクをかけた写真を見てなんとなく元の画像を想像できる人間の「視覚」に近いことをAIがやっている感じですね。
反復作業というのはコンピューターがもっとも得意とする分野です。
分析・判断・予測というAIの本領が発揮されます。
DLSSの処理が本来の解像度で得られるものよりも「鮮明」で「美しく」見えるとすれば、それはもうレンダリングの革命といっていいでしょう。
たしかに、まだ甘いところはあります。
しかしDLSSは学習を続けており、成長し、改善されていきます。
16Kで快適にプレイできる環境を構築するよりも、DLSSが進化することのほうが今は現実的です。
結局のところゲーム画面が人間の目でどう見えるかがすべてです。
FPSにせよアクションゲームにせよ映画にせよ静止画を眺めるコンテンツではないので、ある瞬間を切り取って比較することはほとんど無意味です。
アニメの中割りを並べて「作画崩壊www」といっているのと変わりません。
グラフィックが進化しても、昔の伝統や古い人間の趣向に合わせていては技術革新は遅れるというか止まるだけですよ……
制作側が「どうせ誰も見てないし現状維持でいいか…」とさじを投げたらおしまいです。
予算が削られコンテンツの質も低下し視聴者がますます離れていく……
現状維持に徹すると現状維持すらできなくなるので、決して進化を止めるわけにはいきません。
サボって足を引っ張るだけの人間よりも、ひたすら学習し続けるAIのほうがいいものを作れそうです。
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