もっとお金を出してまともなワイヤレス多ボタンマウスG603を購入しました。
以前のマウスはセンサーが故障したのでしょうね……ポインタが飛びまくって操作不能でした。
エディオンの広大な店内はガラガラですが「eスポーツ」を推しています。
Apple製品よりも広いコーナーでゲーミングPCをはじめ、マウス、ヘッドセット、キーボード、
ゲーミングチェア、ゲーミングLANなど専門的な商品を販売しています。
G603が(いい意味で)驚くほど普通のマウスだったため
不満がなく、特筆すべきところが見当たりませんでした……
高級感のかけらもない簡素で合理的なパッケージ。
レシーバーを延長するためのアダプターが付属されています。
これは必ず使用してください。安定性が段違いによくなります。
レシーバー本体。技適マークがついています。
延長アダプターにレシーバーを取り付けたところ。
G603の左側面。
右手親指で押すことのできる大きなボタンが2つついています。
ビジネス向きのコンパクトマウスに比べるとずいぶん大型です。
図だけで文章のない取扱説明書。
こんな取説で無理に説明しなくていいのにwwww
他の無線機器から2メートル以上離し、レシーバーは20cm以内に近づけろという意味です。
単3電池は1本でも2本でも動作し、重量を減らしたければ1本で運用できるようになっています。
スライドスイッチでマウス本体の電源をOFF、LO、HIに切り替えることができます。
これはUSBレシーバーのマウスのレポートレートを変更するためのスイッチで、
LOは125Hz(8ミリ秒)、HIは1000Hz(1ミリ秒)の間隔で通信を行い、
後者のほうがより素早い操作をPCに伝えることができるようになるというものです。
しかしよほどマウスを高速で動かさない限り、ゲームをプレイしていても違いが感じられません。
そもそもマウスのレポートレートをゲーム側がその通りに処理しているのかも不明です。
このボタンを長押しするとBluetoothモードに切り替わります。
USBレシーバーよりもレポートレートは安定せず、88~133Hz(7.5~11.25ミリ秒)になります。
クリックボタンと背が一体化しているカバーを外したところ。
部品点数が削減されているのがよくわかります。
左右ボタン、ホイール、電池を入れる部分。
OMRON製のスイッチが採用されています。
単3エネループを2本使用しています。
手前が+(プラス)です。間違えないように!
右手用に設計されています。
レシーバーとの距離を10~20cmで運用すると非常に安定動作します。
今まで使っていたどんなマウスよりもスムーズに動くので感動しました。
昔の有線マウスよりもポインタの挙動が滑らかなのは驚きです。
センサーが優秀なのでしょうね。
ロジクール・ゲーム・ソフトウェアはG603の設定を変更することができます。
ソフトウェアで動作させることもできるし、G603の内蔵メモリに保存してソフトウェアなしでも使用できます。
各ボタンに割り当てる複雑なマクロはソフトウェアを常駐させておかなければ動作しません。
簡単なマクロはG603に保存できるのですが、たとえば「押している間連打し続ける」などはソフトウェアが必要です。
電池切れになるとこのランプが赤く点滅します。
さて、ここからレビューになるのですが……本当に特筆すべきところがない!
重大な欠陥もなければ、長所もない。
ただ電池2本だと「ちょっと重い」。
重いからといって疲れるとか動かしにくいわけではない。
操作性はテーブルやマウスパッドの状態にも左右されるのでなんともいえませんが、
少なくとも私には重すぎるということはなく、思い通りの操作ができているので高評価です。
最近多い「平たいマウス」と違い、G603は高さが5cm近くあって持ちやすいです。
左右ボタンがきちんと分かれているのでクリックを間違えることもありません。
「G」の灰色の文字が1ヶ月くらいで薄くなってきましたwwwプリントが弱すぎるw
クリック音がうるさい。
かなりカチッカチッという高い音が出ます。
非常に切れのいいクリックなのでFPSのエイムも気持ちよくできます。
サイドボタンは貧弱(な感触がする)。
左右ボタンと違ってサイドボタンは押してみてちょっと不安になる感触です。
連打するとすぐ壊れそうな気が……。
同時に押して離すとボタンが押されたままになることがある…不具合?
ホイールには軽いノッチがあり、チルトはない。
ホイールはスルスルと無抵抗に回るタイプではなく、非常に軽く引っかかるノッチタイプです。
ゲームでは武器セレクトに割り当てられていることが多いですが、回りすぎることはなく、
しっかり止まってくれています。
レビューの公開が遅れたのは、電池寿命を調べるための時間が必要だったからです。
3月23日にエネループを2本入れたところ、5月21日に赤ランプが点滅しました。
日常的なゲームとOSの操作等に使って2ヶ月もつということがわかりました。
私の2倍マウスを操作する場合でも1ヶ月は使えます。参考にならないですが;
レポートレートをHI(1000Hz)に設定して約60日。
LOだったら何年も使えるのか…?
ワイヤレスゲームパッドもそうでしたが、ロジクール製品は電池の持ちが非常に優秀です。
電池が切れるまで安定動作して寿命も長い。
むしろ本体のスティックやボタンが先にイカれてしまう。
あまり電池を交換しないうちに本体ごと交換しなければならなくなるほどです。
電池寿命に関しては使用頻度やプレイスタイルによって大きく変動するため参考にはならないと思います。
私は2ヶ月も持つとは思っていませんでした。
どうせ公称値より短くて1週間くらいで交換しなければならないだろうなーと…
5月21日に交換したエネループで7月15日に赤ランプが点滅しました。
2ヶ月もつかもたないか、といったところですね。
?????
レポートレートをLOにして10月4日に赤ランプ点滅。
2ヶ月ちょっとしかもたないじゃないですか……
12月24日に赤ランプ点滅。
狙ったところにポインタが動くし、ピタッと止めることができる。
プルプルと震えることもなければ、ポインタが飛び飛びになることもない。
少なくともセンサーの精度に関しては体感できる問題は一切ありません。
以前のマウスは「勝手にポインタが動く」ようなトラブルがありましたが、
G603は今のところありません。
PCゲームデバイスとしては初めて不満のないまともな製品に出会えた。
そんな感じです。
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