「常に大きな鉢に植え替える」というのは間違いだったらしい。
特に高温多湿に弱いイングリッシュ系ラベンダーは、
大きな鉢に植えると土が多湿になりやすく根腐れや蒸れを起こす。
上の写真のようにラベンダーの株に対して鉢が大きいものは危ういです。
一見、土の容量が多いほど根の生育にはよさそうに思えるのですが、
土全体の保持する水分量が多くなり、通気性が悪く、
高温時には内部から蒸れが生じ、枯死の原因になるとのこと。
このくらいの小さな鉢に植えるのが一番いいんだそうです。
そして重要なのは、毎年、植え替えるということ。
つぼみができる前の冬の終わりから春にかけて、
株を引き抜き、根を軽くほぐし、新しい土に植えつけます。
……
大きな鉢に植えてはいけません。
新しい土に交換するだけでいいのです。
ちょうど盆栽として用意した「木」を、
小さな鉢に植えて楽しむようなイメージです。
植え替えるたびに鉢を大きくしていては際限なく巨大化してしまいますから。
盆栽は基本的に小さく鑑賞するものです。
実際にラベンダーを一回り小さな鉢に植え替えました。
株の大きさに対して鉢が小さいほうが土の容量が少なくなり、過湿を防ぎ、
ラベンダーがもっとも苦手とする夏の高温多湿を乗り切るのに好都合となります。
ラベンダーは土の量を控えめにし、株元をフラットに埋めるのではなく少し飛び出した状態に植えます。
これとよく似た植え方をするものに「青年の木」…ユッカ・エレファンティペスがあります。
青年の木も小さめの鉢を使って過湿にならないようにするのがコツです。
なんで今まで知らなかったんだろう…
なんで(ラベンダーに限らず)苗を買ってくるたびに
大きな鉢に植え替えたんだろう……
なんでもかんでも大きな鉢に植え替えるのは適切ではないということがわかりました。
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