食べ過ぎは害になるが、食べないのも害になる。
こんな基本というか原則を知らないで食事制限に走る人がとても多いですね。
制限したらしたで体はそれに適応してしまうんですよ……
ダイエットに専念するあまり過剰に制限された糖質をどうにか吸収しようと体質を変えてしまう。
人間は飢餓には強いが飽食には弱いということを思い出してください。
慢性的な空腹が続けば、少ないエネルギーで体を維持するために省エネになります。
つまり食事がどんどんシビアになっていくのです。
Z世代に悪いニュースがありますね…
体重や体形を気にして成長期に食事制限をしすぎた結果、上の世代よりも身長が伸びなくなっているそうです。
背丈の問題だけでなく、骨格や筋力など必要最低限のものが満足に育たなくなってきている……
給食の質の低下も著しい……
そんな条件に応じて体質が変わっていく。
「この野菜には栄養がない!!」といって別の食材やサプリメントに置き換える人がいますが、実は野菜というのは「栄養」を得ることばかりが目的ではなく、食べたときの「食感」や「味」を経験することに意味があるのではないかと考えられています。
猫が猫草を食べる理由が科学的によくわかっていないのと同じように、人間のもっとも身近な食事にも不明なところがあるんですよ。
野菜ジュースを飲むよりも、野菜の食感と彩りを「楽しむ」ことが重要とさえいわれていますね。
真相はわかりませんが……
とにかく食事については……
特定の食材や栄養成分を「善」「悪」と安易に分類することは避けたほうがいいです。
世の中にはそう簡単に分けられないことがたくさんあるからです。
本当に「0か100か」という極端な考え方をする人が大勢います。
今では当たり前のように「善玉菌」「悪玉菌」という言葉を見聞きしますが、善悪をバッサリ切り分けることなんて実際には不可能ですよ。
ぜんぜん科学的なものの見方ではありません。
メディアによるセンセーショナルな話題と印象操作に振り回されていませんか?
2023/11/25
油や糖質も必須栄養素だということを理解していない人が多い
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ただ生きる為だけなら世の娯楽は何も要らなくなってしまう(・ω・`)心にも栄養は必要
返信削除心の糧はお金で買えないからね…
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