2020年8月18日火曜日

ボルネード・サーキュレーター Vornado Circulator 660-JP

暑すぎて何度も成仏しているので超強力なヴォルネードのサーキュレーターを買いました。
ほぼ立方体のダンボールに入っています。


ビニールに包まれた本体をハッポチロールの緩衝材で挟んで入れてあるだけの合理的な梱包です。いかにも業務用っぽくていいですね。ハッポチロールの細かい破片がちょっと多かったので最初に掃除機で吸うことになりました。
カバー(吹出口)にはヴォルネードのタグがひもでくくられているので、まず取り外して(切って)ください。
▲左から電源、ターボ、強、中、弱の切り替えボタン。
首振り機構がないどころかタイマーすらついていません

ボルネードは一般的な扇風機と違って「24時間365日連続稼働」が前提の設計になっていて、「1日8時間使用」の他社製品よりも高耐久であることが強調されています。
物理的に大きめのモーターを採用し、余裕のある動作で強力な風を発生させることができます。

電源を切ったときの風量を記憶する回路がなく、必ず「ターボ」で運転が始まります。ターボは工業用の扇風機のような勢いがあり、音はそれなりに大きいですが、比較的低音に逃げている印象があるため、ドライヤーのような甲高い騒音とはまったく異なっています。

首振りやタイマーの機構をあえて搭載しないことで部品点数を減らし、相対的な故障率を下げることにつながっていると思います。
むしろ首振りをすると予期せぬ振動による余計な騒音が増えたり、軸がブレて風の直進性に悪影響を及ぼしたりしてしまいます。

ボルネードの「竜巻風」は首振りをせずに壁や天井の1点を狙って連続運転することで部屋全体の空気を動かし、おだやかな気流を発生させることが狙いです。
それが「空気循環器」としてのボルネードの本質であり、「撹拌(かくはん)」させる扇風機とは決定的に違うものといわれるゆえんになっています。

首振りをすると風向きが絶えず変化してしまうため、部屋を一周ぐるっと循環する気流を生成させることができません。




しまむらくんとボルネードのツーショット。
これまで使っていた4.5畳用のハネウェルのサーキュレーターとボルネード。
びっくりするくらい風が弱い;;
静音性を重視しすぎているせいでモーターが根本的に力不足です!!


いやぁ……ボルネードはハネウェルとは比較にならないほどの風量ですよ!!
もっと早く買えばよかった!!
なにしろ6~35畳対応ですからwww



ボルネードは価格がちょっと高いこと以外に機能的な欠点がありません。

しかし本体に明示的な「取っ手」がなく、どこを持って運べばいいのかよくわからないんですよね。重量は3.3kgとかなり重く、片手で移動させたり位置を変えたりするのはきついかもしれません。

上下に0°から90°の角度調整はできますが、左右にはまったく動かないので、風向きを変えたい場合は本体を持ち上げる必要があります。微調整したいときには地味に面倒です。


「サーキュレーター」として必要な能力をすべて備える半面、タイマーはないし、場合によっては欲しくなる首振り機能がないので、その点はマイナスと捉えることもできるでしょう。

最近のマイコン式扇風機に多い「8時間自動オフ機能」というクソ機能はボルネードにはありません!!
勝手にオフになる扇風機は8時間以上の連続運転を行うとモーターの寿命を縮めるからわざと強制的に切れる設計になっているのではないか?????と邪推してしまいます!

なんというか……世の中の多くの家電製品は性能は昔よりよくなっているのに、品質は悪くなる一方だなぁ、、、と。

きちんと機能はするけど、いろいろなパーツが貧弱で、耐久性がない……

しかしボルネードを実際に見てみると、そんな心配は払拭されます。

サーキュレーターとして以外には何の役にも立たないので、購入する際は「サーキュレーターとは何なのか」を覚えておくようにしてください。

風を直接浴びて涼を取ったり、火をおこしたり、パソコンに向けて冷却したりするための道具ではありません。

部屋の空気全体を循環させて温度の均一化を図ったり、窓の外へ熱を追い出したり、湿気やニオイの滞りをなくしたり、エアコンのある部屋からエアコンのない部屋に向けて冷気を送って冷やしたりするために有用な道具です。


もちろんサーキュレーターは常温の空気を移動させるだけなので、気温がみるみる下がっていくような物理法則に反することは一切できません。

もともとある空気の温度より下げたり上げたりすることはサーキュレーターにはできません。

そんなことは当たり前なのですが……ときどき物理のわかっていない人がいて、空気を循環させればエアコンのように温度を下げられるという勘違いがあるんですよね。


念のためもう一度。

サーキュレーターは単体では冷房になりませんが、エアコンと併用することで隣室の温度を下げることができます。

部屋が外気温より暑い場合、窓の外へ向けて送風すると室温を外気に近づけることはできます。

外気のほうが暑い場合は窓を閉めてエアコンをつけてください!


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