褒められることしかしないのは「お利口さん」なのではなく無気力なだけ──。
叱られる、怒られる、注意される、指摘される…
そういったことへの耐性が身につかなくなり、アルバイトもすぐにやめてしまい、正社員も続かず、人手不足に陥っている……
「褒められ世代」に手を焼く職場は、現代の教育や新人の仕様に対応できていないともいえる。
新世代はとにかく「他責」の念が強いため、仕事が続けられないのを職場のせいにする傾向にある。
頭ごなしに新人を悪くみなすのは逆効果だ。
たとえ生命や財産にかかわることやコンプライアンスなどの重要事項であったとしても、その注意の仕方が問われる。
褒めてくれる人、優しい先輩、親切な上司など、自分の好きな人には付いていくし、素直に従うことができる。
こうした特性を理解したうえで採用し教育しなくては、結局どんな「人材」を募っても定着しないだろう。
別にZ世代に限ったことではない。
いま現場で幅を利かせている人間でさえ、新人のときは同じような振る舞いをしていたのではないか。
自分がそうであったように、他人にもそうするべきなのである。
さもないと若い人は特に自殺へ直行する恐れがあり、職場としても非常に厳しい状況に追い込まれる。
たとえ「モンスター」であっても、好きな人の言うことは聞く。
叱ったり無視したりする人を「敵」と認識してしまうので、目上の者はむしろ自身の言動に注意が必要である。
2026/09/08
叱らないで褒める育児が裏目に出ているらしいが…
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