2017年4月21日金曜日

最新モデルCreative Sound Blaster Play! 3もホワイトノイズが目立ち、音声が左右反転することがある

この1年前に発売されたCreative Sound BlasterX G1を持っているのですが、
能率の高いヘッドホンを接続するとホワイトノイズ(残留ノイズ)がはっきりと聞こえます。

G1とそのノイズ対策についてはこちらの記事をご覧ください。
http://abs.hantasy.com/2017/01/zy-cable-p-to-s-zy-001.html


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2017/11/1追記
🔗BlasterX Acoustic Engine Proがアップデートされ「ホワイトノイズ低減」!?

2017/12/29追記
🔗Sound BlasterX G5レビュー ホワイトノイズがG1よりはるかに小さい 前後の定位の問題

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さて、先日サウンドブラスターの安価なUSBオーディオインターフェースが発売されました。
筐体や構造はほとんど同じで、サンプリングレートなどが向上しているだけの新型です。


サウンドブラスターPlay!3

G1で気になっていた「無音時のサーーーーというホワイトノイズ」が解消されているだろうか?
と少し期待していましたが、アマゾンのレビューを見ると残念ながら改善されていないようです。

再生する信号がなくなると数秒後にノイズが消える」というのが完全に同じ症状です。

これはサウンドカードの故障や不良ではなく、アンプに由来する残留ノイズが聞こえているのです。

イヤホン・ヘッドホンの多くはポータブル機器での使用を前提としているため、
インピーダンスが低く、感度の高い、高能率のものがほとんどです。
高能率のヘッドホンを高出力のサウンドカードにつなぐと、よほど高品質のものでない限り
「サーーーー」というホワイトノイズはどうしても聞こえてしまうのです。

インピーダンスが高く、感度の低い、低能率のヘッドホンを使用するとノイズが相対的に小さくなり、
全体的な音量は下がってしまいますが「サーーーー」という音はほとんど聞こえなくなります


ヘッドホンにせよイヤホンにせよ自分のお気に入りのものを使いたいのに、
サウンドカードの都合で買い換えるなんて嫌ですよね。




そこでおすすめなのが「75Ωのインピーダンスを追加するだけのケーブル」。
ZY-Cable ER4P ER4S 4P to 4S p to s p2s インピーダンス ケーブル ZY-001です。

これはどんなイヤホンでもヘッドホンでも接続すれば75Ωの抵抗を追加できるというケーブル。
3極の3.5mmステレオミニプラグであれば使用できます。
音量は少し下がるし、音の特性も変化する可能性がありますが、ノイズは軽減できます。

2999円とPlay!3よりも高くついてしまいますが、これで残留ノイズは大幅に軽減されると思います。
私のG1ではほとんど聞こえなくなりました。

G1もPlay!3も品質に特に差はないと思います。メーカーも形状も同じですからね。

このオーディオインターフェースに限らず、インピーダンスケーブルを1つ持っておくと役に立ちます。


あくまで私個人の考えですが、
再生している音源に本来含まれていないホワイトノイズが聞こえるのは音質以前の問題であるから、
ノイズを取り除いた(自分の耳に聞こえないレベルにまで低減した)音でなければ納得できません。

言い換えれば、ノイズのない状態で聞く「音」がそのオーディオデバイス本来の音質である、ということです。

少し極端かもしれませんが……


ノイズを減らしたら音質も劣化した」と感じることがあったとしても、
それが本来の音質だ」と考えたほうが合理的というか気分的にいいのではないでしょうか。

どちらにしても不満を抱くのなら、もっと高品質なデバイスを探したほうが賢明です。

しかしそれは「オーディオ沼」と呼ばれる底なし沼に足を踏み入れたような状態……

なので

・ノイズのないこと
・音質は個人の「好み」であり「善悪」や「優劣」ではないこと

で上手く妥協する必要があります。


パソコンのマザーボードのサウンドチップよりいい音を求めて買ってみた製品ですが、
高音質にしたつもりが盛大なホワイトノイズを乗せてしまったので本末転倒だと当初は感じました。

もし抵抗入りのインピーダンスケーブルを知らなければ、
パソコンから外してオンボードサウンドに戻していたことでしょう。

よく「USBだからホワイトノイズが出る」といわれていますが誤りです。
残留ノイズというのはUSBの規格やコンピューターの制御系に原因があるのではありません。
アンプの最終段、音声の最終的な出口でノイズを除去しきれていないために聞こえるのです。
USBという接続性の問題ではなく、アンプの出力に原因があるのです。
そこにインピーダンスケーブルという抵抗を入れることで非常に効果的にノイズを除去することができます。


(アナログの可変抵抗器による)ボリュームコントローラー付属のヘッドセットが前提ならば、
そもそもヘッドホン自体のインピーダンスが何Ωだろうが関係ないような気がします……
300Ωまでのヘッドホンに対応!」などとアピールしているのが皮肉に聞こえます。

可変抵抗器ならインピーダンスケーブルよりも柔軟に音量を調整することができます。
しかしボリュームの位置による「ギャングエラー」が起こる可能性があります。
左右の音量バランスが崩れるのは音質以前の深刻な問題です。
ユーティリティーで音量を調整したとしてもボリュームコントローラーを操作すれば崩れてしまいます。

固定抵抗器であるインピーダンスケーブルなら初期不良を除いてギャングエラーは起こらないはずです。
物理的な可動部品もないため故障が少なく、長く愛用できると考えています。



オーディオテクニカのボリューム付きヘッドホン延長コードもホワイトノイズ対策に利用されるパーツですが、
可変抵抗器の構造上、ボリュームの最小・最大付近ではギャングエラーが発生しやすくなります。

抵抗を加えると音質が悪くなるからダメだ」と決めてかかる人がいますが、
厳密には「周波数特性が変化する」のであって、音質の定量評価であるS/N比は向上します。

音質が悪くなったと感じるのは、それまで聞いていたホワイトノイズの乗った音に慣れているためであり、
抵抗を加えたことでノイズの軽減した音にまだ違和感を覚えているのが原因です。

どうか先入観や固定観念にとらわれず、自分の好みであるかどうかで判断するようにしてください。

自分の耳で聞くのに、音質に関して他人に決めてもらうのですか?
そのほうがよほど異常です。



ステレオの音声が左右反転してしまう現象
Sound BlasterX G1でもPlay!3でも確認されています。

これは設計の物理的なミスが原因であることもあると思いますが、
大半はドライバの不具合によるものです。

音声を出力しながらサラウンドやミキサーなどの項目を変更すると発生しやすいです。
たとえば裏で音楽を再生しながらゲームのサウンド設定を変更すると突然起こります。
PC版GTA5でサラウンドスピーカーの項目を変更していたらいきなり音声が左右反転しました。
再起動してもUSBケーブルを挿抜しても直らず、デバイスマネージャーからドライバを削除、
ケーブルを再接続したらやっと直りました。

コンピューターの再起動、USBケーブルの挿抜、ドライバの再インストール等で直ります。


デバイスマネージャーの「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」にある
正常に動作していないデバイスを右クリックして「削除」を実行してみましょう。
いったんドライバが削除されるので、USBケーブルを外し、再び接続します。

ドライバが自動的にインストールされ、正常に動作するようになるはずです。



2 件のコメント:

Pick さんのコメント...

私はSoundBlaster X-Fi Go!Pro r2wp使用しているんですけど、同じような症状に見舞われて困っていました。
私はヘッドセット側でも音量調節ができるヘッドセットを使用していたので、この記事にヒントを得てヘッドセット側の音量を下げ、Windows側で音量を上げてみました。するとサーーーというホワイトノイズがほぼ皆無になりました!ありがとうございます

あすきんあすぴん さんのコメント...

>Pickさん

お役に立てて嬉しいです
ホワイトノイズ、やっぱり気になりますよね…
X-Fi Go!Proでもホワイトノイズがあるのですね。参考にします

先日検証したSoundBlasterX G5はソフトウェアに大きな問題があること以外は非常に優秀で、
(おそらく大半の)ヘッドホンおよびインピーダンス32Ω以上のイヤホンであればホワイトノイズはほとんど聞こえないことがわかりました。
しかしマイク入力のレベルが低いため、実況や配信で使用するにはマイクを選びそうです…
マイクブーストを最大にしてもまだ音量が足りなければ、とりあえず標準のソフトウェアのブーストは無効にし、
Equalizer APOを使用しゲインを大幅に上げて対処しています