2018年1月16日火曜日

Sound BlasterX G5レビュー ホワイトノイズがG1よりはるかに小さい 前後の定位の問題

無音時(音声ファイルの無音部分)およびボリューム0の状態であっても聞こえる
「サーーーー」という残留ノイズ、いわゆるホワイトノイズに関していえば、
Creativeの低価格帯のサウンドデバイスと比べて非常に小さく抑えられています。

驚いたことに本体のゲインスイッチをHighにしても無音時のホワイトノイズは増大しません
インピーダンスが16Ωなどの高感度なイヤホンでない限りノイズは「ない」といってもいいくらいです。
詳しくは後述しますが、インピーダンスケーブルをつなげば16Ωのイヤホンでもノイズは聞き取れなくなります。


「Sound Blaster Play! 3」や「Sound BlasterX G1」では非常に目立つホワイトノイズ。

今回購入したG5SN比120dBという高音質なDACとヘッドホンアンプを搭載しており、
SN比93dBのG1(英語版サイトに表記されている)よりも雑音が抑えられています。
なおこのG5は2017年10月製、Rev Bということで
初期出荷分の製品から改良されたものである可能性があります。

Amazonではなく地元の量販店(エディオン)で購入したのですが、
しばらく在庫切れが続いていたようで当初は買うことができずにいました。
先日たまたま1個だけ置かれていたものを手に取ってよく見るとこのような表示があり、
期待を込めて買ってきたのです。

通販は製品のパッケージを個別に調べることができないのが欠点です。

改良のため仕様は予告なく変更される場合がある」というのは電気製品にはつきものであり、
同一モデルでも細かな改良や調整により挙動が異なっている可能性はありえます。
在庫品か改良型かを判断することは誰にもできません……勘違いかもしれません……


というのも2017年10月以前にG5を購入した人のレビューの中には、
ホワイトノイズが目立つといった内容のものが多々あるためです。

「ホワイトノイズが気になる」というレビューを見て購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。

音質にはこだわらない(というかよくわからない)が、ノイズが聞こえるのは嫌だ
と思っている人も少なくないでしょう。

もしかすると使用者の声をフィードバックして何かしら手を加えられている可能性があるし、
同月に更新されたドライバーソフトウェアBlasterX Acoustic Engine Proの影響も否定できませんが、
G1と比較してホワイトノイズが非常に抑えられている事実をここに報告しておきます。

ここまでノイズを気にするのは、G1のホワイトノイズが「気になる」などというレベルではなく、
イヤホンによっては「実際に聞きたい音声よりも大きい」ことになりかねないほどうるさかったためです。
静寂の中、ダイナミックレンジの広いクラシック音楽などを聴こうとしている人は要注意です。


G5はG1の筐体の大型化や多機能化といった単なる上位互換品ではなく、
まったく別物といっていいほど音質が異なっています。

G1を「試しに買ってみる」くらいなら、初めからG5を買ったほうが満足度は高いです。


最後まで読むとわかっていただけると思いますが、G5のプロファイルに問題があるためあまりおすすめできません。
PCの扱いに長けた人でも問題の特定には時間を要するはずです;;;;
私もさんざん設定の変更やドライバーのアンインストールを繰り返し、ようやく原因を突き止めることができました。

Creativeさん、もし気づいていたら修正してください…


もしG5のホワイトノイズが聞くに耐えないレベルなら製品の個体差か不良か…
USBケーブルの電力不足か、周辺機器や家庭の冷蔵庫やエアコン等の影響か、
イヤホンの能率が高すぎるか、聞く人の耳がよすぎるのか!?
ドライバーが正常にインストールされていない、
セキュリティーソフトが動作を妨げている、
別のサウンドデバイスやソフトウェアが競合している、
プラグが汚れていて接触不良を起こしている……など、
いろいろなことが考えられますがケースバイケース。
思い当たる部分を片っ端から試していくしかないですね。
G5を再生音質の向上を期待して購入したわけではありません。

古いカセットテープの音源をライン入力できるデバイスが必要になったのが理由です。
G1はマイク入力のみで、よくてもステレオの片側の音しか録音できません。
パソコンのマザーボードのジャックへ入力してもノイズが多すぎたため、
ただでさえヒスノイズの大きいカセットテープから録音するには適さないのです。

G5のライン入力から音楽を取り込んだ結果は……


「すげー!!ノイズがまったく聞こえない!!」


聞こえるノイズはテープレコーダーの構造上どうしても生じてしまうヒスノイズと、
40年前に製造されたため劣化したカセットテープに由来するものだけで、
それ以外のノイズは一切ありませんでした。(少なくとも聴覚的には)

つまりG5はPCから音を出すだけでなく、「ミキサー」として外部音源を取り込んだり、
ともに再生したりする用途としても十分に使えるということです。

もちろんパソコンと周辺機器のアースをしっかりと取っておくことが大切です。

アースを取らないと特に入力系にノイズが乗りやすいです。

🔗パソコンにアース線をつないでハムノイズを解消

ちなみにマザーボードのマイク・ライン端子にはケーブルを挿しているだけでノイズが出ます。
何の信号も送っていないのにノイズが発生してしまうのです。


G1では項目すらなかった「マイクブースト」。
これを最大(+30dB)にすれば、マイク(口元に近づけられるタイプ)では十分な音量になります。
それ以外のマイクでは……ちょっと音が小さすぎるかもしれません……
もう少しマイク入力を大きくなるように設計してもらいたいです。

このためにわざわざAC電源のマイクアンプを導入する人もいるくらいです。
周辺機器が増えて邪魔になってしまいますね……

完全に「マイクを口元に密着できるヘッドセット」での使用を前提としているような感じです。

マイクブーストによってホワイトノイズが増幅されることははっきりと確認できます。

こればかりはどうしようもないですね;;
だからDTM用のオーディオインターフェースでコンデンサーマイクを使う配信者がいるわけです。

G1もG5も出力に対して入力が貧弱すぎますね……



再生リダイレクト」でゲーム音声と実況を同時に配信するなどの用途でも使えます。

OS(Windows7)のサウンド設定で録音デバイスの既定値を「再生リダイレクト」にします。
外部マイクからの声とゲーム音声(システムで再生されている音声)を重ねて録音(配信)する場合に使用します。

G5をオーディオインターフェースとして見た場合は4in4outといえますが、
ヘッドホン端子とライン(光)端子の同時出力ができないため、実質2outです。
ステレオマイクをマイク端子につないでもモノラルになってしまいます。







さて……

当初、再生音質に関してはG1もG5も大差ないだろうというのが私の予想でした。
G1のホワイトノイズは「インピーダンスケーブル」で解消できるから無問題と踏んでいたからです。

🔗ZY-Cable P to S インピーダンスケーブル ZY-001でホワイトノイズが消えた!!!


さっそく「RHA CL750」というインピーダンスが150Ωもあるイヤホンを直付けしてみると……

🔗RHA CL750レビュー イヤーピースの選び方と付け方と音質の違い FPSゲーム向きかも



「ほとんど無音だ!」



マジです!!

これならインピーダンスケーブルいらんかもしれんわwwww

いい意味で期待を裏切られました。裏切られた気分。


これは……インピーダンスケーブルなしでも静寂だからいいかも……!





ところが一般的な高感度なイヤホン、16Ωのカナル型イヤホンを直付けすると「サーーーー」とノイズが。
G1のそれとは少し違った音で聞こえ、ややピンクノイズ的な成分に感じられます。
あいにくG5でもホワイトノイズの「聞こえる条件はある」ということです。

G5の対応インピーダンスはLowゲイン32~150Ω、Highゲイン150~600Ω、
G1は16~300Ω。

G5に16Ωのイヤホンをつなぐとホワイトノイズが聞こえるだけでなく、音質そのものが不自然に聞こえます。
75Ωのインピーダンスケーブルを間につなぐと明らかに音質が変化するのがわかります。
インピーダンスケーブルがあるほうが確実にいい音だと感じました。
ホワイトノイズも聞き取るのが難しすぎるほど低減されます。

上手く説明できないのですが、G5に32Ω未満のイヤホンはつながないほうがよさそうです。
音が大きすぎるとかホワイトノイズが聞こえるとかではなく、音質が変になる……
カナル型イヤホンを中途半端な深さに入れたときのような感じ。

32Ω以上のイヤホンを使うか、インピーダンスケーブルの併用をお勧めします。
アナログのボリュームコントローラーつきのヘッドセットであればまったく問題ありません。

音量の調整(下げ)がしやすくなるのでそれ以外のイヤホンであってもインピーダンスケーブルは重宝します。

本当はインピーダンスだけでなく能率や周波数も考慮しないといけないんですけどね。

24Ωのヘッドホンも音質が少し変な感じがしますが、ホワイトノイズは聞き取れないほど小さいです。
インピーダンスケーブルをつないだほうが音場が広がって気持ちよく鳴ってくれます。

🔗SONY h.ear on MDR-100A/PのPC直差しレビュー


31Ωのイヤホンは特におかしくもなく、ホワイトノイズもぎりぎり聞こえる程度で気にはなりません。
インピーダンスケーブルをつないでも16Ωのイヤホンのように劇的な音質の変化は感じられません。

🔗Xperia用デジタルノイズキャンセリングヘッドセットMDR-NC31E



というかG1のホワイトノイズが大きすぎるだけかも……



(特別ゲーム用ではない平凡な)マザーボードのヘッドホンジャックは音量こそ小さいものの
ホワイトノイズは皆無だったのに、G1は(`ェ´)ピャーのようにサーーーーと鳴ったから
「これでも音質がよくなったのだ」と思い込もうと努力したほどです。

むなしい限りですよ……
SN比93dBのDACってこんなもんなのかな……

だからSN比120dBのG5も「しょせんカタログスペック」と半信半疑なところがありました。

そんな苦しい予想に反してG5は、
おおむね32Ω以上のイヤホンならホワイトノイズは意識して聞き取るのも難しいレベルに抑えられており、
買って損はない、いや、G1よりG5を買うべきだと断言してもいいほど優秀です。


イコライザーやヘッドホンの性能以前に、雑音が少ないということは大きなアドバンテージとなります。

静寂であればあるほど雑音に邪魔されることなく没入でき、些細な物音も聞き逃さなくなるからです。
バックグラウンドで鳴っているホワイトノイズ(ノイズフロア)が小さければ小さいほど、
音量を無駄に上げなくても聞き取ることができるようになるため、耳にやさしくなるんですよ。

物音で戦況や敵の位置を把握するゲームでは大変有利になります。


4GamerではSoundBlaster ZxRを「リファレンス」として運用しているように、
ゲーミングブランドであっても音質の基準や指標となりうるスペックを持っていることがわかります。
それなりの評価がなければこのような運用はできません。

G5を簡易的なオーディオアナライザー(歪率計)として使用している人もいます。

ZxRはPCIe接続の内蔵サウンドカードですが、G5はUSB接続の外部サウンドカードとして
リファレンスに………なればいいなwwwならないのかな?

ハードウェアは優秀なんでしょう。ソフトの挙動がよくないだけで……






音場が広い広い!

G1とは音が別物のように聞こえますよ!

音の解像度が高いというか、より細かい音まで聞き取れるように鳴らしてくれるというか、
些細な物音の「輪郭」が見えるような感じで、
ARKの恐竜の足音がほかの音をかき消してしまうような状況でも聞き分けられます。

最初からG1じゃなくてG5を買っとけばよかったwwww

まあARKは音を聞くことが重要なゲームではありませんが……
(遠くの音はそもそも聞こえてこない)

上位互換ではなく別物といっていいくらい音が違います。
ホワイトノイズがこんなに小さいというだけでも買う価値があります。

G5の発熱は底面のラバー部分が温かくなる程度です。

G1はパソコンの電源を切ってもLEDが点灯したままでしたが、G5は消灯します
なんでG1は点灯しっぱなしなのか謎です……


ARKではありませんがYouTubeの動画より2:50からG5の音声。

AE-5もG5もSBZも定位はいいと思います。
実際にプレイしてみると違うのかな?

そもそもこういう動画の音声ってどうやって収録しているんでしょうか?
サウンドカードのヘッドホンジャックからケーブルで出してライン(AUX)入力??
実際のヘッドホン出力の音を収録するにはそうやるしかないよね…
あるいは別のサウンドカードやICレコーダーに接続して録音したファイルをあとから映像と合成するか。

PC内の音声を録音しただけでは肝心なヘッドホン出力の音質が反映されず、
ホワイトノイズの程度を確認することができません。



実際にPC内の音声を録音してみたところ、Scout Modeは反映されないことがわかりました。
Scout Modeはたしかに有効になっていて通常とは異なる音声が聞こえているのですが、
録音の音声にはまったく反映されません

録音中に何度もエフェクトオフとScout Modeを切り替えていたのに、
実際に録音された音声を聞くとエフェクトオフのまま変わっていませんでした。

動画配信等でScout Modeという「ちょっとずるい機能」を使用していることを視聴者に気づかれないよう、
ゲームのキャプチャーとは異なるレベルで音声処理をかける仕様になっているものと思われます。

Scout Modeの効果のデモを収録するには、やはりケーブルをループバックさせるしかないようです。

ループバックでは異常な音になりまともに収録することができませんでした。

動画配信ソフトでいろいろ試してみましたが、収録される音声にはエフェクトがまったく反映されません……

録音のソースを「再生リダイレクト」にしたら反映されるようになりました。

・エフェクトオフ
・Surround12%
・Surround33%
・Surround66%
・Scout Mode

の5プロファイルをリアルタイムに切り替えながら録画しました。
視点を水平方向に回転させ、動物の足音がどのように聞こえてくるのかを検証。
環境音やほかの動物の声、脱糞の音なども確認してください。

もちろんG5はステレオに設定しています。

……特に前後の定位が悪いとは感じませんでした。

スカウトモードは音量に影響するため距離感がつかみにくくなる場合がありますが、
この動画では主人公も音源も静止(位置を固定)しているためにそう感じるのだと思います。

実際にお互いが移動しながら刻一刻と状況の変わる場面では違ってくるかもしれません。








ゲームで実際に使用すると…


G5の設定を「ヘッドフォン(バーチャル7.1サラウンド)」にすると
PC版ARK: Survival Evolvedでは真横の音がほとんど聞こえなくなってしまいます。

これはゲームのサウンドエンジンが7.1chサラウンドをサポートしていないため、
デバイス上では7.1chの仮想スピーカーが展開されているのに、
横と後ろのスピーカー(SL・SR・RL・RR)へ音声信号を出力していないのが原因と思われます。

つまりゲームの不具合でもなければG5のバグでもなく、正常に動作しているといえます。
ステレオ音源は7.1chのデバイスにあるフロントスピーカーにしか信号を送れないのですから。
後方の音が正常に出力されないのは当然でしょう。

🔗Logicool G433ヘッドセット レビュー

5.1chの設定では、歩きながら視点を真上から真下まで移動させていくと、
足音が反転して聞こえるようなアングルがあるため、音声が正常に処理されていないことがわかります。

G5をステレオに設定すると問題は起こりません。

「大は小を兼ねる」というように7.1chはステレオや5.1chを兼用できると思っていたのですが、
プログラムによって特定のchから音が出力されない場合もあるため、それは誤りだと気づきました。

プレイしたいゲームの仕様に合わせる必要があります。

わからなければステレオにしてください。
基本的にステレオで都合の悪いゲームはないと思われます。



G5は前後の定位が悪い
というレビューが散見されますが、ひょっとしてステレオしかサポートしていないゲームを
5.1chか7.1chの設定でプレイしているのではないでしょうか?

ステレオは通常、左前方と右前方のスピーカーのみを使用します。
5.1chは左後方と右後方にもスピーカーを展開させます。(正面とサブウーファーも)
7.1chはさらに左右のサラウンドスピーカーが追加されます。
ステレオしかサポートしないゲームは前方の左右のスピーカーしか出力できません

仮想のスピーカーからそれぞれ異なるチャンネルの音を出力するのがバーチャルサラウンドです。
(「ステレオ」に広がりを加えただけの擬似的なサラウンドとは異なることは後述)

たとえば後方で鳴っている(ように聞こえる処理をされた…これも後述)音声が、
前方のスピーカーからのみ出ているような状況に陥ります。

なぜならステレオのゲームはもともと左右(フロントのLとR)の信号しか出力していないからです。
バーチャルサラウンドを有効利用するにはゲーム側が対応していなければなりません。
デバイスが7.1chであってもゲームがステレオならば7.1chの信号を受け取りようがないのです。
ステレオの信号に対して有効になるのは「ステレオのサラウンド」であって7.1chとはまるで違うものです。

前後の定位が悪いというのはこれで説明できるのではないでしょうか。


ステレオなのになぜ斜め前方や後ろの定位がわかるのか」と疑問に思われるかもしれませんが、
ゲームの音声というのは、プレイしている場面の主人公の位置から聞こえる音響を計算し、
距離や方角などを判断できるよう「聴覚的にそう聞こえる」処理を施して再生しているからです。

左右の音量差時間差、ローパスフィルターによる音質差位相の反転等により、
自分から見て前なのか、後ろなのか、右なのか、左なのか、中間なのか、音源が近づいているか、
遠ざかっているのか…という「定位」を「聴覚的にわかるように」再現しています。
(これを理解していない人が非常に多く、サラウンドが絶対有利だという誤解が広まっています。)

バイノーラルは特別なものではなく、3Dゲームはもともとその原理で音響を作っています。
そうでなければ空間の再現ができませんからね。
ただあまり聞き慣れない単語なのでメーカーがこぞってバイノーラルという言葉を使いたがっているわけです。
「録音の技術」と「ゲーム内で音を再現する」のは同一ではありませんが、目的としていることは同じです。

たとえば前方から敵の銃撃音が聞こえるのは、
ヘッドホンの振動板の前の部分が震えて音を出しているということではありません。
右後ろから足音が聞こえるのは、振動板の右後ろだけが震えて音を出しているということでもありません。

ゲーム内の音の定位というのは振動板の物理的な位置の違いによって生み出されているわけではないのです。

あくまで聴覚的にそのように聞こえる音を再生しています。

現状ではその処理はほぼソフトウェアで行っており、昔のように専用のハードウェアを必要とせず、
ゲームのサウンドエンジン自体が音声を出力しています。
だからパソコンのヘッドホン端子につなぐだけでゲームを楽しむことができるようになったのです。

このように3Dゲームはもともとステレオの信号のみで定位を再現できる設計になっているので、
サラウンドだからといって必ずしも有利にはならない点に気をつけてくださいね。
ゲームのサウンドエンジンがどれだけ高精度に音を再現しているのかにも左右されます。

現在の3Dゲームの推奨スペックや最低動作環境の項目を見たことがありますか?
CPUやビデオカードの性能は重要でも、サウンドデバイスに関してはほとんど触れられていません
「7.1chに対応したデバイスが必須」などというゲームを少なくとも私は聞いたことがありません。
サウンドの標準規格「HD Audio」に適合していれば問題なく動作します。

ゲーム内の音響に関してはゲーム自体がきちんと定位のわかる音を出力しているので、
特別なサウンドカードやUSB-DACで再生する必要はないのです。
必須ではないが、全体の質をアップグレードすることには意味があります。

したがってマザーボードとは別にサウンドデバイスを導入する理由や目的としては、

・音質(S/N比)の向上
・最大音量の底上げ
・サラウンドの質の改善
・外来および内部由来のノイズの低減
・おもに入力系の強化
・デバイス特有の拡張機能の利用
・実況・配信向きの操作性
・ボリュームコントロールのしやすさ
・ちょっとリッチな気分になれる

といったことになります。

「サウンドカードは絶対必要!」とか「これで勝つるwwww」といった
デバイスメーカーの宣伝文句や、スポンサーつきのプロゲーマーの言葉を鵜呑みにしないでください。
どんなに説得力を感じるとしても、冷静に調べれば矛盾だらけということがたくさんあります。

業界を否定するつもりはありませんが、あまりにも誇大広告や誤解が多すぎると思います……


音響機器としては7.1chはステレオの上位にあたるのかもしれませんが、
聴覚的には必ずしも上位であるとはいえないのです。



7.1chというのは仮想サラウンドをステレオヘッドホンで再生する場合であっても、
物理的な7.1chのスピーカーから再生する場合であっても、
音源(ゲーム)が7.1chの出力に対応している必要があり、
デバイス云々の以前にPCのサウンドを7.1chに設定していなければなりません。

リアルサラウンドの場合、前方のステレオスピーカーのほかにセンター、後方、左右、サブウーファーへ
信号を送るための複数の出力(端子)を備えたサウンドデバイスが必要です。

バーチャルサラウンドの場合、7.1chの信号をステレオで表現するための処理を、
ソフトウェアまたはサウンドデバイスのプロセッサーで行っています。
そのためステレオのヘッドホンであっても、7.1ch対応のゲームから送られてくる信号を
仮想スピーカーへ出力し、ゲームの要求に応じて異なる位置から
立体的な音響を再生することが可能になっています。

音の最終的な出口がサラウンドスピーカーであるかステレオヘッドホンであるかの違いだけで、
聴覚的にはどちらも同じに聞こえるように再生されるわけです。

だからゲームが7.1chに対応していればステレオよりも定位がよくなる可能性が高いのです。
しかしゲームが7.1ch非対応で、ステレオの信号しか出力していない場合は、
サウンドデバイス側を7.1chに設定するとかえって定位が悪くなる可能性があります。

G5がデフォルトで7.1chになっているのが問題だと思います。

というのも、「ステレオ」というのは本来フロントスピーカー、つまり前方の左右から音を出す仕組みであり、
7.1chのサウンドデバイスにとっては「前」から音を出すことしかできなくなるからです。
これは不具合ではなく、サラウンドのシステムが正常に機能していることを示しています。

ゲームのサウンド設定で、
・ステレオ(ヘッドホン)
・ステレオ(スピーカー)
という項目があるのは聴覚的な音の聞こえ方の違いに対応するためです。

ステレオの信号を「7.1ch」へ送ってもフロントスピーカーからしか音が出ず、
横から後ろは無音もしくは適切ではないチャンネルを出力することになってしまいます。

その音響をバーチャルサラウンドはヘッドホンで聴覚的に再現してしまうため、
サラウンドに対応していないゲームでは定位が悪くなるのです。

今どきのゲームがステレオヘッドホンに対応していないことはまずないはずです。
「スピーカー限定」「サラウンド限定」のゲームがあれば例外……。

ステレオヘッドホンもステレオスピーカーも構造的には同じ「ステレオ」ですが、
音響的に異なる音を出力しなければ聴覚的な聞こえ方の都合が悪くなってしまいます。
音は出ているが定位がよくないという、不具合というより聴覚的に都合の悪い音になります。

もし高性能なヘッドホンを使用しているのに定位がよくないと感じたら、
ゲームのサウンド設定を確認してみてください。

ゲームのオプションにサラウンドに関する項目がなければおそらくステレオです。
G5もステレオに設定しましょう。
ヘッドホンなら前面のヘッドホンアウト、スピーカーなら背面のラインアウトを使用します。


バーチャル7.1サラウンドは若干こもったような音質になり、あまり好まれない傾向がありますが、
ステレオに設定すれば透き通った音が出ます。



「バーチャルサラウンド」という言葉には2つの意味があって、
5.1または7.1chの音源(ゲーム)の信号を仮想のスピーカーで受け取って各チャンネルから対応した音を出力するものと、
あくまでステレオの音源に広がりを感じさせる効果をかけるだけのものがあるはずです。

この2つの「バーチャルサラウンド」の概念が混同されているのではないかと思います。

G5の設定ソフトBlasterX Acoustic Engine Pro(BXAE)の場合、
スピーカー/ヘッドフォンの構成」で選択できるものが前者。
こちらはWindowsPCでしか有効になりません。

ACOUSTIC ENGINEの「Surround」のスライダー(数値)は後者。
PS4その他で有効になるのはこちら。WindowsPCでも使用できます。

後者はステレオ音源であっても擬似的にサラウンド効果を得ることができますが、
前者は音源やゲームが5.1か7.1サラウンドに対応していなければ正常に機能しない(はず)。

7.1サラウンドだとARKで真横の音がまともに聞こえなくなるのは、
それが原因であると考えると合点がいくのですが……

G5の初期設定であるバーチャル7.1サラウンドよりもステレオのほうがいいという皮肉なことになっています。
DSP(マルチコアオーディプロセッサーSB-Axx1)が悪いとかゲームがクソとかではなく、
サラウンドはもともとそういう仕様だからなんですね。

ステレオしか対応していないゲームで有効になるのはあくまで「ステレオのサラウンド」であり、
2chに擬似的なサラウンドの効果を加えただけのものにすぎません。


PS4対応のUSB7.1chサラウンドヘッドセット等が誤解を加速させているようです。
「2chサラウンド」であるのに7.1chと虚偽の表記をしている製品が多々あるみたいです…
PS4はPCと違って独自の仕様で動作しているため、
HDMIか光デジタルまたは専用のワイヤレスサラウンドヘッドセットしか対応していないはずです。
(ステレオの信号であれば多くのUSBデバイスが対応しています。もちろんG5も)

デバイス側の仕様や設定ではなく、
PS4側が本当に7.1chを出力しているのかを確認したほうがいいでしょう。
PS4の設定画面を見れば一目瞭然のはずなのになぜ無視するんでしょうねww

結局G5に搭載されているDSPではなく、BXAEというソフトウェアでバーチャル7.1サラウンドを有効にしているため、
BXAEをインストールできない環境ではステレオのサラウンドしか実現できないということです。
実質的にWindowsPCでしか7.1サラウンドにはなりません。
それでもステレオのほうが都合のいいゲームが多いという、なんともオーバースペック(?)な製品です。

どうしてハードウェアで処理できるようにしなかったのでしょうか……残念です。


2chのまま音の広がりを演出するサラウンドと、
7.1chの仮想スピーカーへ多重音声信号を送って各々再生するサラウンドが混同されています。

どちらも「サラウンド」という表現をするのが問題です……

「ステレオのサラウンド」は、左に1ch、右に1ch、後方に1chの仮想スピーカーを展開させ、
おそらく後方のチャンネルからは位相を反転した音を出すことでステレオと互換性を保っています。
これは7.1chとは仕様も処理もまったく異なるものです。



この製品に限らず、ほかの「バーチャル7.1chサラウンド」のサウンドカードやUSBヘッドセットにも
7.1chに設定すると定位が悪くなる」というレビューが多いです。
やはり7.1ch非対応のPCゲームを7.1chのサウンドデバイスで使用するのはだめみたいですね……

どうして定位が悪くなることがあるのに無条件で7.1chを絶賛するのでしょうか。
本当にいいことは他人には教えない、ということかもしれません。

だまされたと思ってG5およびゲームの設定をステレオにしてみてください。

7.1chに対応していないゲームでは前後の定位や真横からの音が正常ではなかったことがわかるはずです。


万が一、2ch(ステレオ)の音源が7.1chのすべてのチャンネルから出力される仕様だとしたら、
前後の定位は破綻して当然です。
左の音声をL、C、SL、RL、
右の音声をR、C、SR、RRから一様に再生するようなものなんですよ??
前も後ろもあったものではありません。

ステレオのサラウンドと7.1chサラウンドの違いを理解して区別しなければなりません。

ステレオの音源はステレオとして再生されるので問題ない」という旨の記事を見たのですが、
少なくとも私のプレイしたゲームでは正常に再生されませんでした。





GTA5は5.1chに対応していますが、デバイスが7.1chの設定だと定位がめちゃくちゃになります。

つまりステレオといずれのサラウンドとの間には互換性がなく、
プレイするゲームに合わせて設定を変更しなければならないということです。

もうデバイスもゲームもステレオで固定したほうが都合がいいんじゃないですかね……
サラウンドがいいという話だけが独り歩きしているような印象です。


もし使用者の設定ミスによる「定位の悪さ」でこのデバイスを蹴ってしまっているとしたら残念なことです。

ステレオより7.1chのほうが優れている」などというのはメーカーのマーケティングにすぎないため、
必ずしも事実であるとは限りません。セールストークを鵜呑みにしないようにしてください。

ステレオで定位がよくわからないようなサウンドのゲームを7.1chにしたところで改善されるはずがないのです。




試聴の経験が少ないため断言はできませんが、
DolbyやDTSサラウンドというのはゲームの定位における実用性よりも、
ホームシアターや映画館など現実の空間で聞いているかのような音響を再現すること
狙っているため、G5のバーチャル7.1サラウンドと比べて雰囲気や残響の強い印象があります。

G5はあまり響く感じがしないし、「その場の雰囲気」や空気を演出している感じがほとんどありません。

G433のDTS7.1は「いかにもスタジオで聞いているような音質」がそそられるのですが、
G5はいくら調整してもそういう感じの音にはできません。

リアルなバーチャルサラウンド(!?)を期待している人がG5の音を聞いたらがっかりすると思います。

定位を判断するのに不要な残響や反響を極力抑えているかのような印象を受けるため、
「いい意味で自然ではない音質」になっている、といえばわかりやすいでしょうか。

私の聞く限りでは、リアルで没入感を得られるのはDTS7.1です。

しかしリアルだからといって定位もいいわけではありません。
部屋の反響のような独特の音質に慣れる必要がありそうです。

物理的・音響的な精度が、聴覚的にもその通りであるとは限らないのです。

この点が実は一番重要なのに、なぜか徹底的に無視されていることが多いんですよ。


G433はOSから7.1サラウンドと認識され、
ステレオに対してはステレオの「サラウンド感」を演出する機能があります。

しかしOSから見たデバイスが7.1サラウンドに固定されていてステレオに変更することができず、
ステレオの3Dゲームでは真横から出ているはずの音が聞こえなくなってしまいます……

購入から数日は絶賛していたG433でしたが、
このような問題があったため結局Sound BlasterX G1に戻ってしまいました。

その後、カセットテープの曲を録音するとしてG5を購入し、今に至ります。







すぐ壊れる!?

サウンドデバイスは不具合や故障の話題がとても多いです。
そのほとんどは物理的な故障や製品の欠陥ではなく、
デバイスを動作させるドライバーに問題が起きたのが原因です。
サポートに連絡したり返品したりする前に試しておきたいことがあります。

・急に音が出なくなった
・OSがデバイスを認識しない
・LEDは点灯するのに音が出ない
・再起動やケーブルを挿抜しても直らない
・USBポートを変えても直らない

このような場合は……
コントロールパネルからデバイスマネージャーを開き、
「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目からSound BlasterX G5を探します。
右クリックして「削除」。
ドライバーが削除されたら一度USBケーブルを抜いてから挿してみてください。

自動的にドライバーがインストールされて直るはずです。



実は公式サイトのカスタマーサポートページからダウンロードできる「製品取扱説明書」の中に
この問題を解決する方法が申し訳程度に記載されています。

具体的な手順も書いておいてくださいよ!!



・自分の声が反響して聞こえる
・プーとかシャーというノイズがする

これは外部マイクのプレイバックがミュートされていないために発生します。
特にSCOUT MODEやSmart Volumeが有効なときには
マイクを接続していなくても延々とノイズが聞こえる場合があります。


BXAEの詳細設定→ミキサー→プレイバック→モニタリングの中から
「外部マイク」のスライダーを0%にするか、
スピーカーのアイコンをクリックしてミュートにしてみてください。
レコーディングのマイクブーストを0dB(無効)にしても解決するかもしれません。

そもそもマイクをG5に接続していないんだけど?
ヘッドセットのマイクをミュートにしてるんだけど?

残念ながらマイクジャックに何も挿していない状態でも内部的にノイズを拾っており
マイクブーストによって増幅、Smart Volumeがさらに「聞きやすく」音量を上げてしまうため、
このような現象が起こるのです。

モニタリングの外部マイクをミュートすれば電気的に入力を切ることができるため、
自分の声の反響や、マイクをつないでいないのにノイズが出ることはなくなります。

これもよく不具合だと話題になることなので気をつけてください。



・小さな音がやたら大きくなる
・ボイスチャットで相手の声が聞こえると音量が下がる

これは不具合ではなく仕様です。

SCOUT MODEやSmart Volumeにはいわゆる「コンプレッサー」の働きがあり、
小さな音を大きく、大きな音を小さくして音量の均一化を図っています。

これによって遠くの物音が聞きやすくなったり、目の前の爆発音が抑えられたりするため、
ゲームでは聴覚的に有利な環境を得られます。

一方、システムで再生されるすべての音声に対して音量の均一化がなされるため、
本来は気にならないゲーム内の環境音が大きくなりすぎたり、
ボイスチャットで相手が話すと同時に音量が下がったりする欠点があります。

SCOUT MODEかSmart Volumeを無効にするしかありません。

(設定用の)PCを持っていなくてPS4で使用する場合は、
本体のSBXボタンを長押ししてエフェクトを無効にしてみてください。




USBケーブルに問題がある可能性も…

付属のMicroUSBケーブルをPCに直接つなげば特に問題は起こらないはずですが、
端子が劣化していたり、引っ張ったり踏みつけたりして断線しかかっていたり、
規格がUSB1.1の古いケーブルを延長したり、ハブを経由していたりすると、
デバイスの要求する電力と帯域が不足し、ノイズや動作不良を起こす場合があります。

また複数のサウンドデバイスをPCに接続したままにするのも問題を起こしやすいです。
BIOSからマザーボードのサウンド機能を無効にする必要もあるかもしれません。


・PCがフリーズする
・ブルースクリーンが出て起動できない
・勝手に再起動される

サウンドデバイス関連でこのような致命的な問題が発生するケースは意外に多いです。
原因の特定に至らず、使用を断念せざるを得ないこともしばしば……

最終的に破壊(物理)してしまうことも珍しくありません。


原因として考えられるのは…

1.ドライバーが正常にインストールされていない
2.ドライバーのインストールやデバイスの動作をセキュリティーソフトが妨げている
3.USBケーブルや端子の接触不良
4.PCの電源容量不足
5.競合するサウンドデバイスやソフトウェアがある

1はまず、PCでほかの作業をしたり音楽を再生したりせず、ドライバーのインストールに専念してください。
処理が長引いても落ち着いて完了するのを待ちます。
勝手に中断させてしまうと正常にインストールされません。
再起動を求められたら面倒がらずに再起動を行ってください。
再起動せずに使用しようとすると予想外のエラーに悩まされることがあります。

2はセキュリティーソフトを確認し、一時的に監視を無効にしたり、
ドライバーソフトウェアの動作を許可したりする操作が必要になる場合があります。
セキュリティーソフトの通知を無視すると安全のためブロックすることになるはずなので、
そのまま放っておいても正常に動作させることはできません。
この手の通知はインストール中のウィンドウの背後に表示されて気づかないこともあるため、
ときどきウィンドウの位置を移動させて確認してみてください。

3は物理的な問題なのでケーブルの交換やUSBポートの修理が必要になるかもしれません。
接触不良を起こしていると回路を保護するためシステムがシャットダウンすることもあります。

4はPCに多くのUSB機器をつないでいたり、ハイエンドなビデオカードを内蔵していたりすると起こりやすく、
電源に余力がなくなって突然シャットダウンすることがあります。

5はほかのUSBサウンドデバイスやマザーボード内蔵のオーディオ機能を同時に使用していると起こり、
それぞれを管理するソフトウェアが互いに問題となることがあります。
アンインストールするか機能を無効にする必要があるかもしれません。



不可解なことに気づきました。

G5は前面のヘッドホンジャックが優先されるというか、背面のライン・光のコンボジャックに挿していても、
同時出力はされず、ヘッドホンからのみ音が出る仕様なのですが、
BXAEの「詳細設定」で「スピーカー/ヘッドフォンの構成」をよく見てみると、
前面のジャックから出力している際は「ヘッドフォン(略)」となり、
背面のジャックから出力している際はヘッドフォンの表記のないスピーカーとなります。

ここまでは何ら問題はありません。

しかし実際にそれぞれの「テスト」音声を聞いてみると……

ヘッドホンとスピーカーの音質が……

というのも、G1はジャックが1つしかない代わりに、
BXAEの詳細設定でヘッドフォンかスピーカーを選択できるようになっているのですが、
それを聞き比べたときに「ヘッドフォン」のときのテスト音と、「スピーカー」のときのテスト音が
G5とは逆であることに違和感があったからです……

G1のヘッドフォンのときのテスト音声は繊細な鳴り方をしていました。
しかしG5ではそれがスピーカーのときの乱暴な鳴り方に聞こえるんです。

いやあああああああああああまいったなこれは……

スピーカーだと左右と後方のスピーカーが同じ角度から聞こえるんですよ……

バグ…??

前面のヘッドホン出力と背面のライン出力の配線が逆になっているのでは??
さすがにそれはないか……あったらリコールものでしょう……
ソフトウェアのバグだと信じたい……


米アマゾンのカスタマーレビューにまったく同じ症状の苦情が投稿されています。

🔗https://www.amazon.com/gp/customer-reviews/R2KO53XV0DCPPW/ref=cm_cr_srp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B018JUPY3A

プロファイルが勝手に変わる…前後のスピーカーが同じように聞こえる…



あとから発売されたG1が実質的な改良品というオチじゃないですよね……

ライン出力はゲインスイッチの影響を受けません。
そもそもヘッドホンをライン出力に挿しても問題ないんですかね?
問題解決のためにはあらゆることを試さなければなりません。


BXAEかファームウェアの更新を待たなければならないのかな……
あるいはヘッドホンを背面のジャックに挿して使うか……

さらに不可解なのは、G1を7.1chにすると「詳細設定」の「ミキサー」で
各チャンネルの音量バランスを調整できるのに、
G5は左右しか項目がないということです。

おいおいおいおいおい…

ひょっとしてG5はバーチャル7.1サラウンドではないのか?????
7.1chにしてもLとRしか調整できないぞ!!!!
なんで????

G1もロジクールのG433も各チャンネルの音量を調整できるのに。

明らかに製品の仕様と実際の動作が違っているではありませんか。


これはおかしい…おかしくない??
これが仕様…?

前後の定位が悪いというのはこのことだったのか?

サウンド→スピーカーのプロパティ→プロパティ

「ドライバー」タブの「ドライバーの更新」を実行すると、何かがダウンロードされてインストールが始まります。

しばらく待って処理が完了したら「閉じる」を押すと再起動を促されるので指示に従います。

再起動後、BXAEの詳細設定でテストすると……

明らかにおかしかった左右と後方の音がまともになっていました。

しかし相変わらずミキサーではLとRのバランスしか調整できません。


……


むしろステレオに設定すると動作がおかしくなる……

テストをするたびにBXAEのプロファイルがカスタムに変わってしまいます。
これはちょっとおかしいですよ……

ステレオとバーチャルサラウンドとでテストの音量が大幅に違うのも不可解。
ステレオで運用したいのにプロファイルが勝手にカスタムになってしまう……

たぶんソフトウェアの動作が変なだけだと思うのですが……


デバイスが接続されていません」というエラーが頻発。最悪ですね。
USBケーブルを挿抜するたびにドライバーのインストールを試みますが、失敗に終わってしまいます。

いったい何がエラーの引き金になっているのか??????

プロファイルで「エフェクト オフ」を選んでおくと発生するっぽい……?

本体にある「SBXボタン」を長押しするとエフェクトをオフにできるのですが、
それと同等の設定をプロファイルにセットして運用すると不具合が起こる?????
何かしらBXAEでエフェクトを有効にしておかないとダメなんですかね?

PCを起動するたびにケーブルを再接続しないと認識されず困っている人も多いみたいです。
たぶん3つのプロファイルすべてにエフェクトを有効にしたものを登録しておけば解消されるはず…
今のところ問題なく使用できています。

エフェクトが無効なプロファイルが登録されていると、G5が別の(謎の)デバイスと認識されてしまうようで、
LEDは点灯していてもBXAEを使用することができず、詰むわけですね……

公式の詳細なマニュアルに記載されている操作によりG5を出荷時のデフォルト設定に戻してみましょう。

Scout Modeボタンとボリュームコントロールノブを同時に5秒以上長押ししてから放す。

インジケーターランプが激しく明滅し、G5にセットされたプロファイルやボリュームが出荷時に戻ります。





SurroundやCrystalizer等のエフェクトを一つ以上有効にしたもの
3つのプロファイルすべてに登録しておくようにしたら今のところ不具合は発生していません。

エフェクトのオフはSBXボタンの長押しで行うようにします。
プロファイルにセットすると不具合が起こるからです。


長々と書いてしまいましたが一度ここでまとめておくと……

BlasterX Acoustic Engine Proバージョン1.02.13の挙動は少しおかしいが、
テストの再生音がG1と異なっていることに違和感があるのと、
プロファイルがカスタムになってしまうこと以外には特に問題はないようであり、
ステレオで実際にゲームをプレイした際の定位には異常がみられない。
前面のヘッドホン端子につないで大丈夫。テスト音が間違っているだけ。

次のソフトウェアアップデートで修正されることに期待したい。

G5がソフトウェアを使わずに単体で設定を切り替えできる機能を搭載していることが
裏目に出ているような気がするね……

G5に限らず、サウンドデバイスがバーチャル7.1サラウンドで動作しているかどうかの以前に、
プレイするゲームの設定が7.1サラウンドに対応しているかを確認してください。
ステレオの信号を7.1のチャンネルに出力しても定位がよくなるはずがないからです。
定位がおかしくないとすればデバイスが的確にステレオで動作していることを意味しています。




よくG5はSoundblaster ZというPCIeのサウンドカードと比較されます。
主要パーツが同一らしく、G5より若干低価格というところが気になります。

G5は外付けのぶん割高。性能は同じだ」というのがよくわからないんですよね……

素人の目線では
Zのほうが端子の数と金属部が多く、コストがかかっているように見えるからです。
しかもパッケージにはSound Blaster Beamformingマイクロフォンのほかに
インストールCDが入っており、箱もG5より大きなものになっています。

それなのにシンプルなG5より安いということで、実際には安価なパーツが使われていて、
G5のほうがよほど高品質なのではないかと勘ぐってしまうのです。

外付けであることが内蔵型より高コストになるとはどうしても考えられないのです……

メーカーに踊らされているのか、伝統的な内蔵サウンドカードのほうが高品質だという
バイアスがかかっているのではないでしょうか? そうですよね??

サラウンドスピーカーを使わず、ヘッドホンのみという運用ならば、Zのインターフェースは持て余します
自分にとって不要な端子にリソースが割かれていても無駄だと思いませんか?
考えすぎでしょうか……


新型のAE-5もいいと思っていたのですが、どうしても納得できなかったためG5を選びました。
LEDの演出にまったく必要性が感じられません。


生産終了機種がいつまでも絶賛され、異常なプレミアのついていることがありますが、
単なる固定観念や所有者のこだわりに過ぎないのではないかと私は考えています。
オーディオだけでなくディスプレイやマウスにも同様の傾向がみられます。

もちろん新しいものが必ずいいという意味ではありませんが……

いったん大手レビューサイトで定着した評判は根強く残るため、事実とは異なることでも信じてしまい、
さらに尾ひれがついて収拾がつかなくなります。

私が個人的に「ブランド」を嫌っている理由がこれです。


古い技術や概念にとらわれていると物事の本質が見えなくなるのが心配です。

古い製品ほどレビューサイトに長く掲示されているため、評価数が相対的に多くなるのは当然であり、
「昔はよかったんだ…」という勘違いを助長させるのは仕方のないことかもしれません。



マザーボードのサウンド水準が高くなっているため、専用のデバイスを追加したところで
劇的な変化や感動というものを経験しにくくなっているのが現状だと思います。

内蔵サウンドカードにせよ外付けDACにせよ、追加の投資に見合った効果を得られるかは疑問です。
ともすれば「オーディオ沼」に足を踏み入れることにもなりかねません。
ゲームの音響をよくする目的」のはずが、いつの間にか「いろいろな音質を試すための手段」に変わり、
手段と目的が逆転してしまっては元も子もないですね。


ゲームのためにあえてサウンドデバイスを購入するべきか迷っている人にアドバイスをします。

・私のレビューをあまりあてにしないでください。
 ホワイトノイズの有無は聴力の個人差や使用するイヤホンの能率によって大きく変わります。

・今の環境(オンボードサウンド)で音量が満足のいくレベルなら不要かもしれません。
 数千円クラスのサウンドデバイスを買うと盛大なホワイトノイズに悩まされることがあるからです。

・オンボードサウンドでもバーチャル7.1サラウンドに設定できるものがあります。
 サラウンドを経験するだけならこれで十分です。

・フリーソフトでイコライザーやサラウンドを設定できるものもあります。
 追加の費用なしで満足のいく効果を得られることもあります。

・初めからゲーミング向けのマザーボードを選びましょう。
 これが一番確実です。下手な「オーディオ向け」製品より妥当なものが手に入ります。

・ノイズに関してはパソコンのアースをしっかり施工して確認してください。
 別途サウンドデバイスを導入してもアースが不十分だとノイズが解消されないことがあります。




まだ気づいたことがあったら追記していきます。


バーチャルサラウンドに関して私がとんでもない勘違いをしている可能性もあります。


ところどころ感情が暴走してしまい、不快に思われたら申し訳ないです。
内容を一部削除しました。ごめんなさい。

0 件のコメント: