2018年11月23日金曜日

「遺伝」という言葉が乱用されているのでは…

「頭の良さは母親からしか遺伝しない」というのは非常に疑わしいですね……
「遺伝」の影響を、「教育」や「環境」などの後天的な過程から切り離して研究したものなのでしょうか?

というのも通常、母親は子と接する時間が長く、幼少期の発達に誰よりも影響を与え、
遺伝と区別することが不可能に近いためです。

仮に母親ゆずりの高い知性を持った子がいたとしても、
それが遺伝によるものなのか、母親の教育による結果なのかを判断することはできないはずです。

遺伝の影響であることを実証するには、
複数の子を生まれた直後に母親から隔離し、同じ環境で育てて知能に優位な差が認められなければなりません。

しかしそれが証明されたら恐ろしいことが起こります。

「頭が悪いのは母親のせい。遺伝子には逆らえない。自分は悪くない」という言い訳が成立することになり、
努力や学問から離れ、母親に責任を押しつけてめちゃくちゃになるでしょう。
同時に、「頭の悪いことを自覚している女性」は絶望し、子作りからますます遠ざかることになります。

母親が頭を良くするべく努力をすればいいのでは?と思われるかもしれませんが、
その母親の母親から遺伝した知性なのだから、これもまた言い訳になります。

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