2026/09/03

まさか入力メソッドとしてのキーボードが廃れるとは思わなかったよな

これからの時代、いや、今でさえ長文も要約もAIが一瞬で書き出してくれるのにキーボードにこだわる必要があるのかという…

快適とか疲れないとかQOLが上がるとか…いろいろメリットがあっても、AIは別に疲れないしキーボードを選り好みもしないし人間のようなミスもしないから、文章を書くだけならわざわざ手打ちする必要がない。

もちろんAIとて間違いはあるし、期待されるような文書にならないこともあるだろう。
完璧ではないし万能でもないのは事実であるが、全部を人間が行っていたのでは時間のかかりすぎる作業は、AIのサポートがあれば大幅に短縮できる。

頼り切るのではなく補助的に使うのが正しい運用だと思われる。

高速タイピングを競うといっても既存のテキストファイルから文字を書き起こす訓練に意味があるのだろうか。
間違いのないように正確に入力するのが目的なら、なぜコピペしないのかという疑問が残る。

タイピングという指先の運動や打鍵音を聞くことで気持ちを落ち着かせたり、仕事をしているフリをしたりするのには有効である。


私はあくまで手打ちにこだわっているが、生産性や実用性を度外視した趣味の領域だからこそできるのであり、仕事でやるとしたらあまりにも非効率だし、便利なツールを否定して利用を拒むのは「老害」のようだから、こだわりを持つのは好ましくない。

まぁHHKBの「馬の鞍」理論もアップデートが必要だわな 過大評価もほどほどに

ますます馬の鞍が皮肉なものになってきたわ。
HHKBは当時(30年前)、不要なキーやコロコロ変わる配列から徹底的に無駄な要素をそぎ落として誕生したキーボードだったのだが、今ではそれがまったく魅力ではなくなっていることを示している。

だが……苦難を乗り越えて生き残るか、形を変えて暮らしに溶け込むキーボードには価値がある。


主要な目的としてのキーボードが下火、いや落ち目になってきているので、プレミア感を持たせたり、「人間工学」などとあることないことを主張したりして無用の長物を売らなければならなくなっている。

逆にいえばどの製品も五十歩百歩、どんぐりの背比べなので好きなものを選べばいいということでもある。

ゲーミングキーボードが「光ったり」「打鍵音にこだわったり」するのは、早期からキーボードが廃れることを予見し、そうした目的外の機能や演出という付加価値に活路を見出したからなのだ。

いずれの製品もメーカーが主張するような高尚なものではなく、それを鵜呑みにしたユーザーたちの伝聞によって好まれるようになっただけである。

冷静に考えると本当にしょうもないことだが、マーケティングの本質はこういうものなのだ。

意味のないことを有意義と定義し、不要品を欲しいと思わせること。

……私はそれが苦手で自己アピールが下手だ。

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