質問を「公開」しなくたって検索すればわかるし、意見や相談をする場合もAIのほうが生身の人間より親切で熱心に向き合ってくれるんだもの。
匿名掲示板とその「まとめ」はもはや自作自演。
中身のない話題と同義反復的な議論や批判の応酬になっている。
同じ人物がフォーラムを作っては同じような書き込みが続く。
そしてそれを同じ人物がまとめ、自前のサイトへ誘導する。
「AIによる要約」よりも劣る不毛な流れに(とっくに)なっているのだ。
自動化できる、いや、とっくに自動化されている作業を人間を巻き込んで行っている。
生産性がある…?
温かみが感じられる…?
ゲーム実況も動画配信も「収益化」や「視聴回数」を稼ぐアルゴリズムに合わせて製作されることと、視聴者もまた自分の見たいコンテンツではなく「話題」や「トレンド」で流れてくるものを仕方なく見てしまう二重の問題がある。
「世界で一番売れているハンバーガーが世界で一番おいしい理論」がネタではなく現実になってしまったのだ。
最先端のスマホとネットワークを活用して行うことがそんな不毛なものでいいのか。
延々と繰り返されるショート動画、ミーム、クリックベイトの広告、謎解き、クイズ、穴埋め問題……
高度な技術からゴミのようなコンテンツへ誘導するクソであふれている。
成熟し腐りかかっているプラットフォームで特定のアカウントや言説の承認欲求に振り回されるよりも、本を読んだり一人でゲームをしたりAIチャットで遊んだりするほうがはるかに充実した時間を過ごせる。
自作自演であふれ返ったコンテンツから人が離れるのは必然といえよう。
面白い人が面白いことをして盛り上げる。
↓
つまらないやつが入ってきてそれを真似する。
↓
面白い人が離れていく。
↓
つまらないやつが残る。
いつの時代も栄枯盛衰と生者必滅の流れは変わらない。
ただ早いか遅いかの違いであり、最終的に廃れる運命からは逃れられない……
どいつもこいつも拝金主義と承認欲求に走ることで掃き溜めのようになってしまう。
面白い人はどこへ行ってしまったのか。
「現実へ帰った」のである。
AIがよく示す情報のソースとして、海外の「reddit」という匿名掲示板に毛の生えたようなサイトがあるのだが、これも日本人ユーザーが参照するようになってから質が低下し、信憑性が怪しくなってしまった。
「note」はかつて検索汚染といわれた「NEVERまとめ」に代わる汚染サイトである。
まともで有益な情報を提供してくれるユーザーもいるが、ほとんどがアフィリエイトと承認欲求に駆られたコピペや生成AIコンテンツの温床になっているため、話半分に聞いておいたほうがよい。
どんなに深入りしても「どこかで見た」情報の焼き増しと「お気持ち表明」以上のものは決して得られない。
すべては収益化へ至る呼び水に過ぎない。
個人ブログやホームページは閉鎖やサービス終了が相次いでおり、移転先もないことから、ほんの数年前の情報さえも保存されず、いよいよ喪失する危機に直面している……
デジタルのデータは永続的ではない。
むしろ紙媒体よりも寿命が短い。
過疎ってしまったネトゲはブームの再熱の兆しがあるかもしれない。
利害関係のない純粋な遊びとして楽しめる可能性が残されているからだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿