(自分が)やらなくてはという使命感に燃えるのも、失態により炎上するのも、長続きはしないのです。
日常のあらゆる事象に一喜一憂していては身が持ちません。
ネット社会ではどうでもいい情報が目につきやすく、どうでもいいことを共有し、共感し、同情を買い、余計な負担を増やす機会がとにかく多い問題があります。
SNSがなければ意識することさえなかったものが、意識せずとも入ってくるようになってしまったため、それが「SNS疲れ」や「SNS離れ」につながっているのです。
本来ならば楽しくて魅力的なコンテンツなので、誰も規制することはできないし、利用をとがめることもしません。
無視したり黙り込んだりするよりも「一言居士」……何か言わなければ負けであるというような強迫観念が起こり、トラブルに拍車をかける構造的な問題も抱えています。
露骨な拝金主義と承認欲求に働きかけるシステムが、利用者を狂わせます。
なのでSNSの利用を “やめ” たとたんに正常に戻る人が多いのです。
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