今トレンドのThockyという打鍵音は深みのある低音が特徴の「コトコト」系なのですが、BlackWidow V4 Pro 75%はClackyなんだそうです。
Clackyは「パチパチ」「カチカチ」系のサウンドで、コトコト系や雨音系のものとはずいぶん異なっています。そろばんや拍子木を打ち付けるような軽くてクリアな音で、深みや低音とはまるで違うタイプです。
Clicky(クリッキー)はいわゆる「青軸」に代表される明瞭なクリック感のある打鍵音で、プライベート空間ならともかく職場や公共の場ではうるさいと言われるタイプ。
音と触感から強いフィードバックをもたらすためタイピングに向いています。
BlackWidow V4 Pro 75%にThockyを期待すると肩透かしを食らうし、Clackyとしても中途半端なところが評価を下げている原因らしい;;
筐体にプラスチックパーツが多いこともあってコトコト音としては不完全さがあるし、カチカチ音としても高周波成分が目立っているだけで高級感や品格が伝わってこない。
トッキーとクラッキーの中間というよりも、両者の悪いところだけを集めた状態になっている。
これで300ドル(49,880円)だからそりゃあ世界中のユーザーが不満になるわけですよwww
「半額でもっといいキーボードが買える」って。
ところで…NZXT Function Elite MiniTKLが発売から半年で半額以下になっていて、定価で買ったやつ涙目状態ですよ。
ふっかけすぎ。いくらなんでも……
3万円クラスのキーボードに比肩する逸品かと思いきや15000円が妥当だったとは;;
Razer Joroよりも安い磁気式ラピッドトリガーってどういうことwww
けどFunction Elite MiniTKLの打鍵音はとても静か。
シザーススイッチのJoroとは比べ物にならないけど、BlackWidow V4 Pro 75%よりはるかに静音で夜間のタイピングおよびゲーミングにも配慮できる。
何はともあれもやもやが晴れましたね。
BlackWidow V4 Pro 75%はクラッキーな打鍵音ということにすれば納得。
公式のFAQにあるような「箱から取り出してすぐに最高のタイピング体験を」なんていうのは誇大広告で、本体を開けて基板に「テープモッド」を施したりケース内にフォームを詰めたりする必要がある。
もちろんBlackWidow V4 Pro 75%もテープモッドが施されているが……
これじゃあテープじゃなくてチープモッドだよ;
ボトムケースも金属で形成されている重量級キーボードや、内部に隙間なくフォームを詰め込んだモデルのほうがトッキーになる。
Razerは中途半端なのだ;
もしかするとRazerの開発部署でミスか意見の相違があり、トッキーとクラッキーを誤って設計してしまった可能性もある。
そうでないなら300ドルのコストがどこに消えているのか甚だ疑問。
アルミフレームはただの黒い塗装のため摩擦によりコーナー(エッヂ)部分がはがれてくるし……
“高価ではあるが高品質ではない” という言葉がぴったりの製品である。
Joroはまだいいけどこれ(BlackWidow)は信者にしか勧められないわ。
結局ユーザー側でカスタマイズしなければならないのなら、ほかにも同様の安いキーボードがいくらでもあるし、もっと内部にアクセスしやすい製品を選んだほうがいいことになってしまう。
やはりこういう観点では老舗ブランドよりも、新興メーカーやベンチャー企業のほうが「本格的」に打鍵音を意識した設計をしているし、利益やプライドよりもまず広くユーザーに周知してもらうために価格も思い切った安さにシフトしていることが多いので、「冒険」したほうがよさそうなんだ。
無名の安いキーボードのほうが、ブランドの高級品よりも質がいいことさえある……
私はもう「人柱」としては十分だよ……
ゲーマー向けライフスタイルにおける世界のリーディングブランドの製品がこの程度で大丈夫なんだろうか……
Razerは製品の質よりもマーケティングやスポンサーに力を入れているから、プロゲーマーでさえ普段は別のデバイスを愛用しているといううわさが絶えない。
商品レビューについて調べたり質問したりする際には、「でも本当は?」と疑問を持つことが大切なようである。
「○○選手は表向きはこれを愛用していますが、普段は××を使っています」みたいな回答がサラッと出てくるぞ。
競技用と普段使い用ではまったく違う……
まぁブランドってそういうものだよね……
イベント用にドレスアップされた1億円の軽自動車よりも、そこらへんを走っている1000万円のスポーツカーのほうが速いしまともに走れるみたいなw
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