2019年11月5日火曜日

MSIのAMD X570チップセットのハァン ALC1220オーディオ

このハァンが回ろうが止まろうが60℃でほぼ安定しているのが謎い…
チップセットの冷却と、Gen4 M.2 SSDの放熱を兼ねているとのこと。

アイドル時もゲームでグラボを稼働させてもチップセット温度は60℃。
もともとX570はこのくらいの温度が「平熱」なんだよね?
ファンを回しても特に下がる様子もないので……。


ゲーム中、3700XはCPU使用率40%、4150MHzで60℃、
MOSは50℃くらいです。チップセットは65℃に達します(チップセットファンは回りません)。
ゲームをしたらしたでCPUファンがよく回るようになるので相殺され、意外にも温度はあまり上がりません。
GPU使用率はほぼ100%で70℃からほとんど変化しません。
RTX2070Superは自動的にブーストがかかって1965MHzで連続動作します。

排気が熱いと心配になるかもしれませんが、PC内部の熱が外へ出ている証拠なので正常です。
発熱を抑えるには、ゲームの描画品質を下げるよりもフレームレートを制限することが効果的です。

CPUもGPUも手動オーバークロックなどの設定は一切せず、定格で使用しています。



X570マザーには圧倒的にチップセットファンを搭載したモデルが多いため、
「あえてファンレス」にすることでマーケティングとして成功しているものがある。
「ファンには寿命ガー」「騒音ガー」と考えている人が主なターゲットになるということ。
各社がことごとくファンを搭載しているので、ファンレスであるというだけで強いセールスアピールになります。

後発のB550マザーのほうが豪華なラインナップが多くて有用に思えてくるでしょう。
しかしMSIのB550はALC1200にスペックダウンしている点がいただけません;;



🔗AM4 Vcore VRM Ratings v1.4 (2019-11-07)

このデータによればCARBONは3950Xの定格動作は良好ですが、オーバークロックは推奨されないことがわかります。
3900Xのオーバークロックには強力なエアフローを要求されます。
MSIのX570のミドルレンジ以下のマザーは他社に比べて熱設計が悪いんですね;;
X470やB450より劣っているものがあるって…本当でしょうかw

だから慌ててCARBONとACEの間にUNIFYを追加したのが見て取れます。
定格で動けば十分だという人はどれを選んでも問題ないのですが……。
それでもやっぱり熱設計のマージンがあったほうが安心できると思いますし、
放熱が悪いとCPUの速度低下以外にマザーボード全体の寿命を縮める結果にもなるので、
MSIはUNIFY以上のモデルを選ぶのがいいでしょう。

BTOだとX570は難しいかもしれませんね。
マザーボードを選択できなかったり、どの製品か明示されていなかったりすると…。
不良在庫でCARBONやEDGEが投入される未来が見えます。


CARBONとUNIFYはヒートシンクがこんなに違います。

こちらの分解動画からキャプチャーしましたが……
CARBONは視覚的なアクセントに見えるだけで熱設計を重視していないことが一目瞭然です。
3900Xの4.3GHzのベンチマークでMOSは105℃に達しています。
そんなに熱くなるものなんですか???

3700Xなら問題なく運用できるとのことなのですが……。

自作PCユーザーはとりわけ熱設計の優れたマザーボードを少々オーバースペックであっても選んだほうがいいのでしょう。




MSIに限っていえば、ハイエンドの中でも「クリエイター向き」のマザーボード3種、
X299X570そしてTRX40さえもオーディオ回路はALC1220としか示されていません。
ハイエンドマザーにはだいたい「ESSオーディオDAC」が追加されていますが、
MSIのクリエイター向きのマザーボードにはそれがありません。

GODLIKEはまた別格のDACをデュアルで搭載し、ヘッドホン出力は標準ジャック(6.3mm)のXtreme Audioですが「ゲーミング」のフラグシップの位置づけです。
クリエイター向きのPRESTIGE X570 CREATIONはCARBONと同じAudio Boost4です。
UNIFYとACEはAudio Boost HDとなっています。

私は「いいDACを通した音に限ってホワイトノイズが乗る」のをさんざん経験しているので、いちいち細かいことが気になるんです。
でもわかりませんよ? ESSは例外的にホワイトノイズが乗らないかもしれないので。



サウンドデバイス自体がホワイトノイズを出していると、編集中に音源(ソース)にホワイトノイズが乗っているかどうかの判断が困難になることが問題です。




「ホワイトノイズに親でも殺されたのか?」というくらい神経質のように思われるかもしれませんが、「オンボードサウンドをアップグレード!」などのキャッチコピーに釣られて買ったのに、オンボードサウンドより劣っている商品ばかりだったわけですから怒りたくもなりますよ……




そんな私の執念深さの影で売り上げを伸ばしているのがこのインピーダンスケーブル。
これをヘッドホンとデバイスの間に挿せばホワイトノイズを劇的に軽減できます。
低品質な再生機器やゲーミングDACに使うと非常に効果的です。

動作のメカニズムは「単に75Ωの抵抗が入っているだけ」です。

音質よりホワイトノイズが気になる人には特におすすめです。
このケーブル1本でさまざまなデバイスに対応できる(3.5mmステレオミニ)ので便利ですよ。

抵抗を追加することで「残留ノイズ」や「熱ノイズ」と呼ばれるサウンドデバイスの出すホワイトノイズを軽減しますが、音源に乗っているホワイトノイズはそのまま聞こえるので、編集作業の妨げとなることはありません。

しかしALC1220にはホワイトノイズがないのでこのケーブルは不要です。

ALC1220が私にとって理想でありリファレンスであるといえます。

ただそれだけです。ほかの人はまた違う考えを持っているでしょう。





なおTRX40はリファレンスではオンボードサウンドをサポートしていないため、
チップセットとUSB2.0をブリッジし給電するALC4050Hというインターフェースが追加されています。
ALC4050Hの実体はALC1220を駆動させるためのUSBコントローラーに過ぎません。



マザーボードのベンダーによってALC1220の名称や扱いが、
MSIは「Audio Boost4」
ASUSは「SupremeFX 1220S」
ASRockは「Purity Sound 4」
Gigabyteは「ALC1220-VB」
というように異なっていますが、
本質的には同一のものを示していると考えて差し支えないでしょう。

MSIのALC1220オンボードサウンドで困ることはない理由としては、

・プロのクリエイターは別途オーディオデバイスを使用するから。
・アマチュアにはALC1220で十分だったから。
・ESS DACはエフェクターが強くクリエイターには思いのほか受け入れられなかったから。
・多くの製品に採用され相性問題が少ないから。
・もはや聴感的な違いはないから。
・単なるコストダウンのため。
・困るほど低品質なチップを搭載する理由がない。
・USBオーディオにありがちな遅延やホワイトノイズがない。
・プラグの挿抜時にブツッといわないようデポップフィルターを内蔵しているから。

といったところでしょう。
オーディオジャック1つ1つに施された金メッキまで含めて「マザーボード」という一つの作品なのです。
オーディオは主観の影響を受けやすい聴覚的なコンテンツのため、
どんなに精密に計測したデータがあっても、グラフや表を目で見ただけでは判断できません。
結局のところ各自が耳で聞くしかなく、定量的な評価の難しいものになっているのです。

先入観から「金メッキの有無で音質が違う」という人もいるくらいです。



オンボードサウンドは過小評価されがちですが、
120dBの高いS/N比と高温に強い日本ケミコン製オーディオコンデンサを使用し、
電気的に独立して設計されたコンポーネントは左右チャンネルのレイヤーが分かれています。
ノイズが少なく、音質を高めて、クロストークを軽減し、遅延まで抑えられているのです。
詳しいことはわかりませんが、この設計は合理的で無駄がなく、外観とブランドにコストをかけた高級オーディオ機器より優れているのかもしれません。

ケース内の適切なエアフローにより冷却されていれば熱で壊れることもまずありません。



個人的には「ホワイトノイズがない」というところが気に入っていて、
サウンドクリエイターはもちろん、FPSで物音に耳をすます機会の多いゲーマーにもおすすめできるポイントになっています。

1万円台の中途半端なDACを導入するのが一番よくなかったですね。
一聴してホワイトノイズがわかるため残念な思いをしました。
それでALC1220と同じS/N比120dBとは一体どういうことなのでしょうか。
もちろん音質も大したことがなく、エフェクターによる加工がほとんどで、ドライバーも不安定なうえ再生・録音ともに遅延があり、本体の発熱がかなりひどく、電源投入時とプラグの挿抜時にブツッと音が出るのも不快で、本当に無駄な出費に終わりました。

オンボードサウンドより音がよくなることを期待して購入したので落胆がハンパなかったです。


また別の大きな要因としてはBluetoothオーディオの普及が考えられます。
スマホ用に普段から使っている人が多く、最近のパソコンはデスクトップでも標準でBluetoothを搭載しているものが増えてきています。

ワイヤレスイヤホン自体がDACやアンプなど音声再生に必要なチップを内蔵しているため、
送信側のオーディオ回路の品質に影響されません。

つまりワイヤレスで聞いている人にはオンボードサウンドの音質は関係ないということです。
ワイヤレスイヤホン側のスペックが重要になってきます。



オーディオの品質にはハードウェアだけでなくソフトウェアも関わっていて、
オンボードサウンドのドライバーは比較的高い頻度でアップデートが行われ、
細かなバグ修正やパフォーマンスの向上が繰り返されている点も見逃せません。

「音なんて聞こえればいい」と考えている人にとっては動作の安定性だけで十分でしょう。



ALC1220のオーディオ回路は「スタジオグレードの音質」などと標榜されていますが、
ただの宣伝文句や誇大広告というわけではなく、本当にスタジオグレードなのかもしれません。
むしろ独立したDACやアンプを通した音のほうが歪みが大きくなる可能性もあるのです。
いわゆる「エフェクター」を適用した音を「聴覚的に心地よい」と感じているだけで、
本来の音質は損なわれていることすらあります。

同じ音源を再生する場合でも「制作」と「鑑賞」では目的が違うため、鑑賞に適した音の傾向が必ずしも万能とはいえないのが現実です。


皮肉なことに、
高級オーディオほどソース(音源)のアラがよくわかるため音が悪く聞こえる
という悲しい傾向があります。

こんにちの音源の多くは高級オーディオではなくスマホなどの一般的な機材で再生する想定で編集されており、
何を聞いても高級オーディオに分があるとは限らないのが現状です。

「高級オーディオのほうが音がいい」のは非常に限定的で、
環境音(暗騒音)を制御できる無響室で聴取することが必須条件です。
一般的な「静かな部屋」ですら20dBから40dBの「ノイズ」が存在しているので、
どんなに高品質なオーディオ機器を用いてもノイズを差し引いた音しか聞き取ることができないためです。

ホワイトノイズが混じるオーディオでは、それが「ノイズ」なのか「音源に忠実に再生」しているのか判断できません。これは音声を編集する際の大きな障害となります。


ほとんどの人は無響室とはほど遠い「騒音環境」で聞くことになるのに、どうして高級オーディオに無条件のアドバンテージがあると考えてしまうのでしょうか。スペックや理論値だけで実態のわかっていないレビュアーが多いからです。







私が使っているのはBLON BL-05という、FPSゲームの「上下」方向の音が非常にわかりやすいイヤホンです。

🔗BLON BL-05 リケーブルイヤホンを初めて買ったレビュー FPSの距離感や上下の定位が抜群にいい
「高級オーディオ」ではないし「ハイエンド」でもない価格のイヤホンですが、
実際にゲームで使用すると「ゲーミングヘッドホン」よりはるかに明瞭に聞こえます。

シュアがけできるイヤホンはケーブルのタッチノイズを大幅に抑えるためおすすめです。




PCオーディオはまずパソコンのアースをきちんと行うことから始めましょう。
そしてオンボードサウンドでホワイトノイズがなく、音量も十分に満足するのなら、
ちょっとやそっとの「高級オーディオ」に手を出したところで感動するほどの違いは感じられないと思います。

USBオーディオを使用するとホワイトノイズが聞こえたり、姑息なエフェクターによる音の加工に惑わされたり、
録画やライブ配信を行った際にゲームのサウンドがわずかに遅延したりすることがあるので、
結局オンボードサウンドに戻ってくることになるかもしれません。
私がそうでした。

オンボードサウンドに不満がないのであれば、どんなに高価な機材を買っても宝の持ち腐れになるだけです。
期待値が高ければ高いほどがっかりしてしまいます。

ゲームをするならサウンドデバイスにこだわるよりも、いいモニターや椅子やマウスを選んだほうがいいですよ。配信者ならカメラとか編集ソフトとか、照明、美容整形にお金をかけることのほうがよほど有益なこともあるでしょう。



また「クリエイター」の事情も時代とともに変化していくものであり、
以前のようにUSBオーディオインターフェースやPCI-eサウンドカード等を利用せず、
制作側もPCサウンドのリファレンスとなったALC1220に合わせて作曲や編集を行ったほうが都合がいいというのもあるはずです。

これに関しては賛否が大いにあると思いますが、
クリエイター側もいつまでも外付けデバイスに依存しているわけではないのと、
普及しているオーディオ環境に合わせて制作したほうが結果的に上手くいくことを理解しているはずだからです。

なにしろiPhoneだけでもYouTuberになれる時代ですから、小さな端末のカメラとマイクでも映像制作に困ることはなく、内容と編集のほうがはるかに重要になっていています。
かつて高価なカメラやマイク、オーディオインターフェースを駆使していたがiPhone SEですべての収録をこなすようになったじへいもそれを指摘していて、デバイスをあれこれ要求しているのは現場ではなく巧妙なマーケティングとキャンペーンであることが徐々に暴かれてきています。
知られると都合が悪いので誰も言わないだけなのです。


制作側がハイエンドでも視聴する側はそうではないことがほとんどなので、クリエイターほど機材の水準を平均に合わせる必要があるのではないかと私は考えています。

「形から入るのはダサい」と考えてプロ用の機材をあえて選ばないことを信条とする人もいるでしょう。「適当にあるものでちょっと編集してみたい」という人がわざわざ買うことはありませんし、ことさら高価な商品を勧めることもしません。
最終的に「誰でも持っているもの」で視聴するだけならオーバースペックになってしまいます。


「ベンチマークのスコアが大して優秀ではないスマホ」が「ハイエンド(といわれている)スマホ」より圧倒的に売れている場合があることからもわかるように、理想と現実は必ずしも一致していないものです。
CPUやGPUもハイエンドを買っているのはごく一部で、大半は前世代のミドルレンジ以下であるという事実も忘れてはいけません。

月並みな言い方ですが、「いいもの」より「売れるもの」を提供することが大切です。




Realtekは「謎の半導体メーカー」に思われるかもしれませんが、
蟹(カニ)のロゴが印象的で、サウンドチップやLANチップなどを力強く製造しています。
外付けデバイスが必ずしも高性能になるとは限らないことからもわかるように、
Realtekのサウンドチップは今後も「オンボードサウンド」として進化していくことが期待され、
さらなる改良が見込めると私は考えています。





さて、話がそれてしまいました。

マザーボードの放熱性がよくなったらよくなったでオーバークロックの水準が上がり、さらなる冷却が要求されるようになってイタチごっこなのかもしれませんねww




🔗MPG X570 GAMING EDGE WIFIのVRM熱性能はどうですか?

このMSI公式ブログを見ると、
簡易水冷クーラーはCPUを効果的に冷やすことはできても、空気の流れが十分に得られずVRMの冷却が不足し熱暴走に至ることが懸念されていますが、ケースのエアフローを確保していれば何ら問題がなかったことがわかります。

やっぱりそういうことなんですよね。
MSI自身、ミドルレンジ以下のX570のVRM温度が高すぎる問題を把握していたんですよ。
こんな不安な検証をするくらいなら、最初から十分な熱対策を実装してほしかった;

高温になるのは「ベンチ台」でCPUクーラー以外のエアフローのない環境かもしれません。
MSIを信じるなら、ケースファンによるエアフローが確保されていれば問題ないということなんですけどね…
3700Xならそれで十分ということか……

これを3900Xでテストしたらたぶん違う結果になってるんでしょうね??




ケースファンからの吸気によってマザーボード表面にも空気の流れが当たり、
それが排気によって運び出され、結果的に冷却される仕組みになっています。

高温部にいくら風を当てられる構造であっても、
それで温められた空気を適切に排出する流れができていなければ内部に熱がこもり、
想定されるような冷却効果は得られない可能性があります。

ドライヤーの温風を当て続ければ冷えるどころか熱くなるでしょう。

トップフローのCPUクーラーは、
ヒートシンクの熱をファンで再びCPU周りへ送り返してしまう構造でもあるわけです。
クーラーの高さや静圧によってはそもそもCPU周りに風が届いていないことも。
冷やしているつもりが、逆にVRMやメモリを温めているような状態に……。

CPUの熱を「伝導」にせよ「対流」にせよ「輻射」にせよ
一刻も早くケースの外へ排出することが冷却ソリューションの本質であるはずです!
エアフローが悪いと、CPUの熱をソケットの周辺に広げることになってしまいます。

本来ならばケースの外へ排出される熱がマザーボードにとどまり続け、
基板上のサウンドチップのコンデンサや端子類の故障を引き起こします。


少し別のたとえになりますが、ドライヤーは空気の入口出口のどちらか一方でもふさいでしまうと急激に過熱し、
サーモスタットの働きがなければ最悪発火するほど高温になります。
このことからエアフローは吸気排気の両立が重要であることがわかります。


ハイエンドのCPUクーラーのほとんどがトップフローではなくサイドフロー型であるのは、
たぶんそういうことだからですよね……
新鮮な空気がPCケースのフロントファンから取り込まれてパーツの熱を奪いながらリアファンを通って外へ出ていく」自然の流れに従うので冷却効率が高いのです。

できればエアフローとCPUクーラーだけでなくマザーボード自体の放熱性能も選びたいところ。
失敗した感じがするけど、この経験を次回に生かそう。

とにかく条件がバラバラすぎて何を信用していいのかわからない。

・ヒートパイプの有無でVRM温度が50℃も変わるものなのか。
・北半球では冬に差しかかりX570発売当初とは気温が違いすぎる。
・BIOSの更新によって発熱が変化している可能性もある。
・ベンチ台と実際にケースに組み込んだ場合とで差はあるのか。
・簡易水冷は本当にVRMの冷却が苦手なのか。
・NH-D15はVRMを十分に冷却する能力を持っているのか。
・「VRM」という言葉だけが独り歩きしているのではないのか。
・観察のために一度ヒートシンクを取り外して元に戻す際、接触が不十分で放熱が悪くなっていた可能性はないのか。

夏になってトラブルが起こりまくったら判断しよう……



NOCTUAによるVRMファンブラケット–コミュニティプロジェクト
残念ながら、マザーボードベンダーがVRMに搭載しているヒートシンクの多くは、最高の熱性能ではなく視覚設計に重点を置いて作成されているように見える
「アサガオの鉢植えで視覚的に涼しく」という東京五輪みたいなことになってるんですねwww
CPUクーラーの開発サイドがそう指摘しているのですよ……




マザーボードの選択に失敗したようなもやもやした感覚がありましたが、
それは杞憂というか、余計な情報に気を取られすぎていただけのようです。

3700Xの運用なら問題ない、という結論でいいと思います。




X570のマザーボードを選定した経緯はちょっと奇妙なもので、
簡易水冷クーラーが壊れてしまったので買い替えたいという朔にハイエンド空冷、




💩NoctuaのNH-D15を勧めた際、私もちょうど消費増税前の機会にPCを新調することにしたのですが、



朔のマザーボードがIntelのX99A GAMING PRO CARBONだったことから、



AMDのX570 GAMING PRO CARBON WIFIならお揃いで💩クーラーの取り付け方もお互い参考になるだろうと(安易に)考えたことによります。
そもそもソケットが違うし取り付ける金具も違うので「参考」にはなりませんでしたが。

とにかく💩の取り付けはお互い問題なくできました。

しかし同じ「GAMING PRO CARBON」でもX570はX99Aよりスペックが劣っていました。
フロント用USB Type-Cコネクタがないし、NVIDIA SLIがサポートされていないし、
オーバークロック用のダイヤルもついていないし、CMOSクリアのボタンもありません。

ハハッワロス⊂二二二(^ω^)二⊃

ミドルレンジのくせにエントリーと大差ないなんて…ww
おまけに熱設計が弱い……
3万円強(購入当時)のマザーボードなのに思いのほかしょぼかった……




その選定のミスを生かし、蛍さんにはCARBONではなく評判のいいUNIFYを勧めました。
放熱性が段違いに優れていて、電源フェーズもハイエンドに昇格しています。

選定のミスというか消費増税前はまだUNIFYは発売されていなかったんですよ。
これには「今は時期が悪いおばさん」もニッコリ。。。。。。



そもそも私がMSIのマザーを検討した理由は、
PCショップの老舗「ツクモ」の店頭スタッフに
「オンボードサウンドの音質のいいものを探しているのですが」
と相談したところ真っ先に案内されたメーカーだったからです。

3700Xと2070Superのミドルレンジを組み込むのに十分かつ高音質なものがCARBONだったのです。
もし3900Xと2080Tiといったハイエンドな構成を求めればそれ以上のマザーボードが推奨されたのでしょう。
決して不良在庫をつかまされたのではない、と思いたいwww

とにかく3700Xなら熱設計的に問題ないということで決着。

「音質のいいマザー」と聞いてスタッフは他のメーカーには目もくれずMSIを示しました。
サウンドデバイスをあえて増設したところで音質の向上にはつながらないとも。
ショーケース内の実物や箱を手に取っていろいろ説明してくれました。

てっきり内蔵サウンドカードやUSB DACの購入を勧められると思っていたのですが、
今のオンボードサウンドは非常に優秀だから、メインストリーム以上のマザーボードならそれは不要であるということをショップ側も把握しているのだとわかりました。

「よりよいサウンドを求めている人」ではなく、
「音質の悪いローエンドのマザーボード」の救済のために必要なパーツということです。

目からウロコでしたね。





さて、朔と私のサウンドチップはALC1150とALC1220の違いがありますが……
朔はALC1150(S/N比115dB)で何の不満もないようなので、
やはりオンボードサウンドは5年ほど前から十分な高音質になっているといえます。
PUBGで友達と実況しながらグレネードの投げられた音の方角を判断して指示を出せるくらいに正確に聞き分けることができています。

ALC1220はS/N比が120dBとさらに高くなっているのと、
Audio Boost3から4へ、Nahimic2から3へとアップグレードされている点も大きいです。
とはいえ聴覚的に有意な差があるとは思えず、エフェクターやノーマライズといった
ソフトウェアによる味付けの違いがほとんどでしょう。

マイク入力にホワイトノイズがまったく乗らないことにも驚いたのですが、
Nahimic3でノイズリダクションを有効にすると背景音がほとんど入らなくなり、
「もうUSBマイクとかオーディオインターフェースとかいらなくね?」というレベルに達しています。
きちんとマイクブーストが有効になり、実況の声が埋もれてしまうこともありません。

ハードウェアだけでなくソフトウェアによるデジタル処理も進化しているのです。

今のオンボードサウンドは本当に優秀であることを改めて実感しています。

本当ですよ。

オンボードサウンドでノイズが乗りまくるというのは、おそらくPCのアースをしていないからです。


MSIのソフトウェア「Dragon Center」は動作が不安定であるといわれていました。
Windows Updateで最新のWindows10になっていることが必須条件です。
Windowsの更新を止めている場合、インストールしても動かない場合があります。

最新のDragon CenterはMSIのサイトではなく、Microsoft Storeから入手する仕様に変更されています。
これによりNahimic3もMicrosoft Storeを通じて更新されるようになります。

Dragon Centerの導入に関する公式のアナウンスがまったくなかったため、
「MSIのマザーはよくない」「ソフトが使い物にならない」という悪い評価になってしまっています。
初めての自作PCでMSIを選んだ人は災難でしたね;;

Nahimic3は更新が完了するとシステムの再起動を要求されるので注意してください。



最後に…

ALC1220のドライバーの更新はRealtekのサイトではなく、各マザーボードメーカーのサイトからダウンロードすることができます。

インストール後に再起動を求められたらインターネット回線を外してから行うことが推奨されています。
ネットにつながった状態だと再起動後にドライバーのインストール処理がループしてしまう場合があるとのことです。

Nahimic等の専用ソフトウェアを同梱または導入する案内があるため、必ずメーカーサイトを参照してください。



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