2017年6月13日火曜日

デンドロビウムの根をむき出しで流木に着生させる実験

実験だぞー( ^∀^)ゲラゲラ
jikkenwwwwwwww学研みたいwww
着生ランをミズゴケで植えるというのは固定観念なのかな?と思っています。

CAM型光合成の植物は、高温乾燥となる砂漠や水の少ない樹上で生きられるように、
昼間は気孔を閉じて呼吸をせずに光合成を行う構造になっています。
夜間というか1日のうちでもっとも気温が下がって湿度の上がるタイミングで気孔を開いて二酸化炭素と水を取り込み、
リンゴ酸の形で液胞に蓄え、気孔を閉じ、昼間の気温上昇に耐えます。

着生ランは多湿から乾燥までさまざまな地域に自生しています。
樹上には水蒸気はあるかもしれませんが液体の「水」はほとんど存在せず、
ミズゴケももちろん存在しません。


ミズゴケなど存在しない環境なのに着生ランをミズゴケで植えるのは、
販売や流通業者の都合であると考えられます。

用土・容器等のコストの削減、栽培スペースの有効利用、輸送にかかる手間や損傷のリスク。
短期生産や効率性、病虫害の予防、栽培者のこだわりなどの事情があります。

「着生」そのままの姿では管理がしづらいし、輸送時に根を傷める恐れがあるため現実的ではありません。


私は着生ランをミズゴケで植えるのは人間の都合であって最適解ではないと考えています。
ミズゴケでランが健全に育つのは空調や灌水、日照を制御できる温室栽培の場合であって、
普通の家庭では一周回って難しくなっているのではないかとも予想しています。


生物には本来生息している地域のみならず範囲を広げていく使命というか働きがあるはずです。
わざわざ自生地以外で着生ランを栽培するのに、現地と同じ環境をただ再現するだけでは
あまり意味がありませんよね。



今回はデンドロビウムの根をまったく保護せずに流木に固定させる実験を行います。
このまま流木に着生し順調に育つとすれば、それだけ新しい環境に「適応した」といえるのではないでしょうか。

ミズゴケに自生している着生ランはほぼないのにもかかわらず人の手によってミズゴケに植えられ生育しているという事実も、
植物の柔軟な適応力を証明しているということです。

植物の多くは環境の変化に対して、一部が枯れたあと新たに順応した根や葉を形成する様子がみられます。
これまでミズゴケに植えられていた着生ランの根をむき出しのまま流木に固定するというのも、
大きな環境の変化であるので一時的には衰弱した様子を見せるかもしれません。

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