2017年2月6日月曜日

フェスティアのBGMからもわかるようにイコライザー調整の基本は「下げる」

スピーカーやヘッドホンから再生される音の周波数帯域を調整する、
この視覚的にいじれる機能を「グラフィックイコライザー」といいます。
外観はサウンドデバイスやOSによって異なります。

可聴帯域である30~16kHzの範囲を上げたり下げたりすることができます。

調整の基本は上げるのではなく下げる

イコライザーの本質をよく理解していない人は上げればいいと考えがちなのか、
「音質のよくなるイコライザー設定」などを解説しているサイトが数多く見つかります。

違うんですよ……
イコライザーは上げるものではありません……

自分がよく聞く音楽を大きめの音量で再生してみて、
「ちょっとうるさい」
「低音の圧迫感が強い」
「高音がキンキン響く」
などの過剰な周波数成分を下げるのがポイントなのです。


実際にやってみるとわかると思いますが、
これとは逆に不足している周波数を上げようとすると、
自分好みの特性がなかなか決まらなくなります。

……だからひたすら上げてしまうようになるんですね。
「足りないくらいなら上げてやろう」と。

一様に上げてしまったら、それは単に音量を上げることと変わりません


特に「おすすめのパラメーター」というのはありません。

その人の好み、聞く音楽、ヘッドホン、アンプの種類はまちまちで、
基準や目安というものを求めようがないからです。


調整のコツとしては……大きい音楽を聞いて合わせることですね。

マビならフェスティアのクソうるさいBGMを聴きながら調整するwww
フェスティアは最初から最後までまんべんなくうるさいwww
C:\Nexon\Mabinogi\mp3\Field_Festia.mp3

特に高音が耳にキンキン響いて(♯()ω()) ウッサイ!!はずなので
4kHzや8kHzの周波数を下げてみましょう。
もちろん高音の弱いヘッドホンはこの限りではありません。
また高音の好きな人もこの限りではありません。


アルネンのテーマ「世界の果ての1ページ」は低音が強いと思います。
NPC_Arneng.mp3

ドラムの低音が強すぎると感じたら30Hzから100Hzを下げてみましょう。
これも好みによります。低音が好きな人は下げなくていいし、
低音の弱いヘッドホンも下げる必要はありません。

ブランがそこに!wwwはウーファーから風が出てきそうなほど低音が強いです。
Boss_Fran.mp3


ハロウィンの夜」の後半、曲の雰囲気が急変すると低音が激増します。
Event_Haloween.mp3

イコライザーを上げる方向で調整すると、こういう音楽を再生したときに
音がビビったりノイズがジリジリ混じったりすることがあります。
だから下げて調整しないとダメなんです。


では低音と高音が不足していると感じた場合はどうすればいいのでしょうか?

低音と高音を上げるのは間違いです。



中音を下げることで調整します。




1kHz前後の中音域を下げることによって相対的に高低音が上がるという仕組みです。



大きい音楽を聞きながら、過剰な周波数を下げて調整する。


逆に調整してはいけません。
小さい音楽を上げる方向で調整すると耳を痛めることになります。

ゲームのBGMや効果音は「音楽鑑賞」と違ってじっくり傾聴するものではないため、
長時間聞いても疲れない」ようにイコライザーと音量を調整するのが大切です。


イコライザーの目盛りを少し動かしただけでは変化がわかりにくいので
まず大きく動かして音の変化を確かめてみましょう。

各周波数を自分にとって( ゚∀゚)チョウドイイ!!強さに調整します。
いろいろな曲を聞いて変化を感じ取ってください。


クリティカルヒットの音、モンスターが出現する音、スキルをキャンセルする音、
魔法を詠唱する音、インベントリを開く音などにも注意してみましょう。
何度も聞いていると耳が疲れるタイプの音です。
これを疲れないように調整することが大切です。


一通りイコライザーで「下げ」ることができたら、音量を少し上げてみましょう。
たぶん驚くほど「いい音」になっているはずです。

もう一度言います。

イコライザーは上げるのではなく下げて調整してください。


過剰な周波数を下げてから全体の音量を上げることによって適切な音になり、
どんなヘッドホンだろうがイヤホンだろうがスピーカーだろうが「理想」になるのです。

逆に音量を下げた状態からイコライザーを上げて調整しようとすると、
音量そのものの変更がしづらくなるばかりか、ひたすら耳の疲れる音質に変わり、
難聴にかかる恐れがあるため危険です。

まず音量を少し大きめにしておく。
過剰な周波数帯域を下げていく。
音量を少し上げてみて「うるさくない」ことを確認する。

そのままか、音量を下げて運用する。


なおイコライザーの調整にあたっては「フラットな音質がいい」という固定観念は不要です。
そもそも耳は生体的なものなので音の聞こえ方には個人差があります。
物理的に「フラット」だからといって実際にフラットに聞こえるわけではないのです。

フラット志向の固定観念のせいでイコライザーの調整は邪道だとか、
調整したら音が悪くなるだけだといった誤解が生じているようです。

どうか自分の耳で聞いて判断するようにしてください。



低音も高音も強すぎると感じたら、このように中音域を頂点とする「かまぼこ型」。
手っ取り早く聞き疲れしにくい音にするならこのような設定にするとよいでしょう。

ハイレゾ()対応をうたったヘッドホンの中には
16kHz以降の高音が急激に減衰しているものもあるのが不思議です。

ハイレゾは40kHz以上の音を聞かせたいんじゃなかったのか??

残念ながら通常の人間の聴力は16~18kHzまでが限界です。

再生機器の仕様というか構造上どうしても発生してしまう「ひずみ」があり、
20kHzを超える信号を発した際に「普通に聞こえるんだけどwwww」という場合がありますが、
それは実際に「超音波」が聞こえているのではなく、超音波を発生させた際のひずみが
可聴帯域の音として聞こえてしまっているだけです。

聞こえなくなる超高域のギリギリ手前の周波数は、単独で意味を持つ音ではなく、
別の音の「つや」や「透明感」、「空気感」などを演出する働きがあり、
注意深く聞いていると非常に重要な成分であることがわかると思います。

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