2014/06/22

何かあると理由や因果関係を追求せずにはいられない人

真面目で責任感が強く何事も努力する人。

何かが起こると原因や責任を追及せずにはいられない人。

「責任」の所在を他人にせよ自分にせよ明確にしないと気が済まない人。

これから何かをしようとする際に動機や理由を求めようとする人。



このような一見すると徳の高そうな人柄こそ、
精神を病みやすい傾向にあるのが現実です。

アットホームな会社です!
笑顔の絶えない職場です!

アットホームかどうかなど、まともな会社であればアピールするはずのない要素です。
会社は本来「仕事」を行う場所であり、
対人関係に縛られるところではないからです。



現実の職場だけでなくオンラインゲームでも同じ様相を示す人たちがおり、
やはり精神や対人関係の問題を抱えやすい傾向にあります。

ゲームで遊ぶことよりも、一緒にプレイする人々との交流が重視され、
分野を問わずさまざまな問題が日々発生しています。

本来のあり方や用途とは異なる振る舞いをすれば、
トラブルになっても仕方ありません。


悩んでいる人に一番必要なのは、悩むのをやめることなんですよね。

しかしそう簡単な話ではありません。

そもそも悩むような事態を呼び込んでしまうことを避けましょう。
自分がやろうとしていることが本当に必要かどうか率直に考えてみてください。
不要、あるいは面倒だと感じたら手をつけないことです。

それでも悩みに直面したらどうすればいいのか。

他の人に相談してください。
素直に、自分の悩みや負担を打ち明ければ、誰かが手を貸してくれるでしょう。
誰かの力を借りて、もう悩まなくていいように問題をなくしてしまうのです。

人との交流が負担なら、その集まりから離れるか、解散してしまえばいいのです。

「自分が(無理に)頑張れば他の人の役に立つ」

というのは間違いです。
あなたの無理を喜ぶ人なんて友達でも仲間でもないと思いませんか?

冷やし中華

冷やし中華

2014/06/21

ヘッドホンの正しい装着法…頭につけてからスライダーを縮めて調整する。イヤホンはさらに難しい

眼鏡をかけている人でヘッドホンやヘッドセットの側圧が痛い場合、眼鏡のフレームが原因の可能性があります。モダンなデザインの薄く柔らかいテンプルの眼鏡がオススメです。


1.スライダーを少し長めに伸ばしておいてヘッドホンをかぶり、頭頂部のヘッドバンドを片手で少し押さえつけます

2.ヘッドバンド内側のクッションが頭蓋骨の形に応じて凹み、「点」ではなく「帯」で頭部を包み込むような状態になります。

3.ヘッドバンドを上から押さえたままスライダーの長さを「縮めて」ジャストフィットする位置に固定します。

耳たぶの下から上へ吊り上げるようなイメージです。


間違った装着法は、スライダーを長く伸ばしすぎて重心の位置が低くなっている状態です。
側圧が耳たぶの周囲だけにかかって痛くなりやすく、音漏れや低音の質が悪くなります。

ヘッドホンを頭につけてから、ヘッドバンドが頭蓋骨の形に沿って包み込むようにスライダーを縮めて調整するのがポイントです。



ふかふかで柔らかいヘッドバンドのクッションは上から押さえて頭頂部のラインにぴったり合わせます。よいヘッドホンであれば「それでも痛くならない」ので頭部との一体感が増し、イヤーカップの密閉性が高くなって低音の質が非常に改善されます。

ある程度ヘッドバンドのクッションを上から押さえることによって圧力が分散し、頭頂部から左右にかけて「丸く包み込む」形になります。
最初は頭にちょっと圧迫感を覚えるかもしれませんが、力が上手く分散するので痛くはならず、しっかり固定されて遮音性と密閉性が高くなり、外来のノイズ(生活音等)を抑えて低音がきれいに聞こえるようになります。

緩めたヘッドホンを「頭に乗せて」いる感覚だと頭頂部に「点」の圧力がかかりやすく、側圧を耳たぶの周囲だけで受ける形になるため、最初の数分間は快適でも徐々に不快感を覚えます。

「なんか頭の上に“当たってる”感触があるなぁ…」
「耳たぶの上部が痛くなる」
「遮音性が悪くて低音がスカスカ」

というのはヘッドホンを緩めすぎているのが原因です。



よいヘッドホンは初めから「側圧が強すぎる」ことなどなく、バンドを広げて緩める必要がありません。むしろ故意に緩めてしまうとイヤーカップの密着性が低下し、音質に悪影響を与える場合があります。

緩いヘッドホンとぴったり密着したヘッドホンでは明らかに低音の再現性が違っています。

よく「ティッシュペーパーの箱をヘッドホンで挟んで側圧を緩める」といわれますが、下手にやると台無しになり、売却の査定額にも悪影響を及ぼすかもしれません。


さらに重要なのは、緩いからといって耳や耳の周りが痛くならないわけではないということです。

「ヘッドホンの側圧で痛くなる」のはヘッドホンのせいではなく、「眼鏡のテンプル」が耳の後ろに食い込むのが原因であることが判明しました。

太くて滑り止めのついた眼鏡をモダンな細いフレームのものに変えたところ、ヘッドホンを半日くらいつけっぱなしにしても痛くなりません。

私はたまたまピンク色がほしかったので「あえて女性用」の眼鏡を選んだのですが、これが功を奏したみたいです。

眼鏡のテンプルは「後ろ側に長すぎない」ことが重要で、どうしても耳の後ろから飛び出るようであれば調整の際に下向きに曲げてもらうといいでしょう。

飛び出したテンプルの先をヘッドホンのイヤーカップが押さえつけると、耳の後ろの骨が食い込んでしまいます。

スポーツタイプの眼鏡は強力な滑り止めが固いのと、着脱のしやすさからテンプルがストレートで長くなっている場合があるので、注意して選ぶようにしてください。


Logicool G PRO Xでは特に顕著に違いがわかります。


ヘッドホン全体を頭部の後ろのほうではなく、イヤーカップが頬骨にかかるあたりまで前に出すのがポイントです。後ろすぎると耳たぶが接触して痛くなりやすいです。




ヘッドホンは長期間の使用により「ヘタって」きます。
合皮のイヤーパッドはボロボロになり、中身のスポンジは弾力性を失い固くなってきます。
ヘッドバンドやスライダーが割れたり折れたりすることもあります。

Logicool G433は私が使ったヘッドセットの中では一番長持ちしています。
イヤーパッドの素材がスポーツメッシュとマイクロファイバーなのが特徴で、合皮のようなボロボロと崩れるような劣化が(3年経過しても)起きていません。

合皮は使っても使わなくても、手入れをしてもしなくても2年くらいで劣化してしまいます。



私は決して小顔というわけではないはずなのですが、G433はスライダーを一番短い状態にしても頭頂部とヘッドバンドに隙間ができ、ぴったり密着させられないため「頭頂部がだんだん痛くなる」問題があります。

G433にマイク風防(スポンジ)をつけたけど、そもそもマイクの音質がPRO Xに比べてよくない…

G PRO Xのほうがタイトにできていてヘッドバンド全体が頭頂部を覆うため頭が痛くなりにくいです。

G PRO Xはスライダーの目盛りを一番短い状態から3段階伸ばすと私の頭にはジャストフィットします。
G433はどの長さにしても合いません;;



またヘッドホン以上に装着の難しいのがカナル型イヤホンです。

かなりイヤーピースの選定や「耳に挿し込む深さ」に試行錯誤が必要で、自分に合った物を見つけるのに数日~数週間を費やすこともあります。

適当に選んだものが装着した直後は快適でも、数分後には違和感を覚えることがあって、長時間の使用には耐えられない場合もあるからです。

人間の耳の穴は左右同じイヤーピースが最適とは限らず、形や大きさや深さは千差万別。

感覚的には左右対称につけているつもりでも、実際には微妙に異なっていて違和感の原因となり、片耳だけ疲れたり音質が違って聞こえたりしてしまいます。

耳に入れる角度や深さを1ミリ単位、いや、0.1ミリ単位で調整する必要があるかもしれません。

しばらく耳に入れていると体温によってイヤーピースが温められ、固さや大きさ、表面の摩擦などがわずかに変化し、時間経過で装着感が異なることさえあるのです。
湿度や皮脂によっても変化します。

シリコーン製やウレタン製など素材の違いはあっても経年劣化の影響は無視できず、新品と時間がたっているものでは同じイヤーピースでも感触が違っている場合もあります。

同一製品であってもロットによる差異があるかもしれません。


大型家電量販店やイヤホン専門店では「視聴」することはできても、イヤーピース1つ1つを長時間試着することまではなかなかできません。
価格も数百円でセットを買えるものから3000円前後の高級品まで幅があり、またそれぞれサイズの違いがラインナップされていることからなかなか全部を試すのは難しいです。


「耳」に対して物理的な距離がもっとも近いのがイヤーピース。

つまりイヤホンそのものの性能や品質よりも、イヤーピースが聴覚的・音響的にもたらす影響のほうが大きいのです。

「ケーブル」や「DAC」「アンプ」よりも重要かもしれません。

イヤーピースの選び方に無関心だった人は、この機会に探してみるのがいいでしょう。


他人のレビューではなく、あなた自身に合うものを選んでくださいね。


私も簡単なアドバイスしかできず……
eイヤホンなどの専門店で相談するのは賢明ですが、感染症対策によってなかなか熟考するのが難しく、とにかく買って総当りするほうが早いかもしれませんね……

本当に耳の形は千差万別で音の好みも人それぞれ違うので、「これ」といった正解のないのが現実です。

安物のイヤホンに付属されていた無名のものがジャストフィットする人もいるし、どれも合わないので自分で改造したイヤーピースを使っている人もいます。

明確な答えの得られない課題なので、どうかご了承ください!



2022年9月21日追記

片方のイヤホンがどうも合わないと思っていたら、左のドライバーが一部故障していることが判明しました。
3BA+1DDのいわゆる「ハイブリッド型」なのですが、低音担当のドライバーから正常に出力されておらず、それが左右の違和感の正体だったのです。

イヤホンの内部が壊れることなんてあるんですね!
ケーブルの断線は何度か経験しましたが、ドライバーが壊れるのは初めてです。

いやぁ…

イヤホン自体が壊れていたら、イヤーピースや挿し込む深さを調整しても解決するはずがありません。

2014/06/20

ハァー腹筋

ドッコイ

「何もしない」選択肢の気づかなさ

「何かしなきゃ」とあせる人は多いが、
「何もしないでいよう」と休む人は少ない。

忙しい人は常に忙しく、暇な人は常に暇である。

その「忙しさ」は実は自分から買って出ていることは意外に知られていない。
外的要因、他人が自分に与えているように感じてしまうのだ。

忙しい人は忙しい以前に、休むことを知らないか下手なのである。

休日でもオンラインゲームで気力と体力を消耗したり、
リアルの疲れる対人関係から離れたいのにギルドやSNSに参加したり、
ブログで仕事の苦労や持論をびっしり書き連ねたり。

「何もしないで休む」という発想は後回しになるか、
最後まで出てこないことが多い。


「何をすれば満足するのか」を考えることもたしかに大切だ。

しかし、「何もしなくてもいいや」と気楽に構えることも必要なのだ。

「何もしないでいるのが苦痛」に感じられるほど
忙しい日々を送っている人は災難である。


休めるときには休むことを心がけたい。

2014/06/19

×写真が好き ○カメラが好き ×絵が好き ○絵を描く道具が好き

男は写真ではなくカメラが好き
女は写真ではなく撮影している自分が好き

という話を聞いて、なるほどそういう傾向があるのかと思った。

でも私はしょぼいデジカメでいろいろパシャパシャ撮ってプリントして
これまたしょぼいアルバムに収めたり、被写体の人にあげたりしている。
人の顔や個人情報の入った写真が多いのでブログにはアップしていないだけで、
けっこう写真は撮っている。

カメラにこだわってもしょうがないからね……
中途半端に凝るくらいなら安物を使い潰したほうが絶対にいい。
写真として紙ないしデータになったものが肝心だと思っている。

実際に撮影した写真についても加工なんかぜんぜんしていない。
メッセージを入れたりコラージュにしたりとか一切していない。
日付だけ。

カメラや写真のプロを相手にするわけじゃないんだから、
ピンぼけとか手ブレとかしていなければ十分なんだよね。


たとえ高級コンデジや一眼カメラを使ったとしても、
実際に撮影された写真を見る人は
それがカメラの性能なのか、カメラマンの腕前なのかわからない。

相手に伝わらない情報はないのと同じ。
ことさら強調したところで感動は伝わらないし、むしろ独りよがりと思われる。



父は昔「写真」に凝っていた時期があり、家族の写真が数多く残っている。
30年前の話だ。
カメラに凝っていたのではなく、あくまでカメラで撮影する写真に凝っていた。

「写真の愛好家の集まりは、決まってカメラの品評会になる」

という。

おお、たしかに、「男は写真ではなくカメラが好き」という印象を受ける。


どんな写真を撮っているかではなく、
どんなカメラで撮っているかの話題になるのだという。

カメラのメーカーに始まり、レンズ、三脚、フィルム、メンテナンスなど、
カメラの品評会の話題は尽きることがないそうだ。

実際に撮影している時間より、カメラをいじっている時間のほうが長いのではないか。



もちろん、カメラをいじる行為を否定しているわけではない。

でもそれは同じカメラをいじる者同士でしか話題を共有できず、
写真をただ「見る」だけの人にとっては魅力がないかもしれないのだ。



話を現代に戻そう。

今では同じ趣味を持つ人の知り合う機会が非常に多い。
インターネットで手軽に話題を共有することができる。
ツイッターに写真をアップし、カメラのうんちくを語ることもできる。

そこでもやはり、どんな写真を撮っているかではなく、
どんなカメラで撮っているのかという話題になることが多い。

お絵描きも同じだ。

何を描くかではなく、何を使って描くかを気にする人がとても多い。
絵を描く道具に始まり、手順、ノウハウ、参考資料などが、
実際に描くことや完成作品よりも重視されることがよくある。

デジタルなら特にペンタブレットについての話題は絶えることがない。
ペンタブのメーカー、機種、ソフトウェア、操作方法など、
絵そのものはどうでもよくて、単に道具を所有していることや、
絵を描いている自分をアピールすることが目的となっている人もいる。

そのような「所有物」や「自分」のアピールには限界がある。

だから次には「どんなレンズを買おうか」とか
「絵を描く動機について」語り始める。

まともな写真や絵は出てこない。


それでもいいだろう。


だが、実際に撮影した写真や描いた絵よりも価値があるとは思えない。

たしかに高級なカメラは10万20万、レンズだけで100万円以上するものがある。
だから「価値がある」ことに異論はない。
しかし道具の価値だけで満足するのだろうか?

満足する人はそれでいい。

満足できない人が問題なのだ。


どちらに属する人もネットには大勢存在する。

2014/06/15

餅投げの戦利品

餅投げの戦利品

J( 'ー`)しがめっちゃ拾ってキ・・・;y=ー(゚∀゚)・∵.ターン

モスラバーガー

もすもすバーガー

今日なぜかモス野菜バーガーがなかった。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
デザートはチェリーかと思ったらトマトwwwwww

まんぷぷ腹筋

ぷんとこのりうち

2014/06/14

ヘッドホンの「周波数特性」はあまり意味のない項目

人間の耳で聞くことのできる音の周波数は20ヘルツから2万ヘルツとされており、
この範囲を超えた音はそもそも認識ができません。

まともなヘッドホンであれば周波数特性は20Hz~20kHzであれば十分で、
15Hz~40kHzなどと幅を広げても実際にはほとんど意味がないのです。

聞こえない周波数の音を出せることがヘッドホンの性能の指標にはならない。

ではなぜ可聴域を超えた周波数を表記するのかというと、
オーディオのメーカーがヘッドホンのランク付けや区別化を図るためです。

20Hz~20kHzのヘッドホンが普及価格帯の製品だとすると、
10Hz~30kHzはミドルグレード、
5Hz~45kHzはハイグレードであることをアピールできます。

また消費者も「数字の大きい製品のほうがよさそうだ」と
直感的に判断することができます。


「音質」や音の聞こえ方は個人差が大きく、主観に依存するものが多いため、
ヘッドホンの機械的な品質や性能もさることながら、
ヘッドホンの「金額」が音の聞こえ方に影響してしまうことがあります。

被験者に1000円のヘッドホンを10万円と偽って視聴させてみると、
それだけで本当に優れた音質のように聞こえてしまう。

ヘッドホンの金額が実際にはあまりあてにならないのと同じように、
「周波数特性」もまた意味があるようで実は意味のない項目なので、
20Hz~20kHzを超えた製品だからといって無条件に高性能だと
判断しないようにすることが大切です。

2014/06/05

^^ωヒー風がめっちゃ強い

強風が強くて風がビュンビュン(´Д` 三 ´Д`)ブォンブォン
(´Д` 三 ´Д`)ブォンブォン
ほんと(´Д` 三 ´Д`)ブォンブォン吹いてますよ!!!

お昼前に突然あのドゥルルルァンドゥルルァン!
ドゥルルルァンドゥルルァン!!
緊急地震速報です!!!!!!!!

GYAaaaaaaaahhhhhh━━━━━━(゚Д゚;;)━━━━━━!!!!!!
GYAaaaaaaaahhhhhh━━━━━━(゚Д゚;;)━━━━━━!!!!!!
GYAaaaaaaaahhhhhh━━━━━━(゚Д゚;;)━━━━━━!!!!!!





……これは訓練放送です。



( ゚д゚)ポカーン…



めちゃくちゃびびったじゃないですか…
だからこそ訓練放送の意味があるか………

2014/06/03

経理や執筆業よりもゲーマーに高級キーボードをお勧めする理由www

「ゲームごときに高級キーボードなんか必要ないだろ…」
そう思っていた時代がありました。

しかし実際にはゲームのほうが、文字入力や計算といった用途よりも
キーを押しっぱなしにする機会が多く、
キーの構造や重さ、材質などの指に与える影響が大きいのです。

一般的な用途でも、Shiftを押したまま英字を直接入力したり、
Controlと組み合わせたショートカットキーは使います。

それでもゲームにあるような、キーを押し続けてキャラクターの移動、
同時に複数のキーを押してジャンプ・しゃがみ・武器を構える、といった
操作は通常の文書作成などではほとんどありません。

低価格を重視した大量生産のキーボードもあれば、
タイピングや押しっぱなしのために特別に設計されたキーボードもあり、
1000円でお釣りのくるものから2万円を超えるものまでさまざまです。


ただマビノギに関していえば「キーを押しっぱなしにする」機会は多くなく、
ブレイズ、チャージングフィスト、狂乱の疾走といった一部のスキルや、
魔法や錬金術のオートチャージング、飛行ペットの移動があるくらいです。

地上での操作はほとんどマウスででき、歩くためにShift、
敵をターゲットするためのControlを押し続けることがある程度で、
スキルの発動や攻撃もキーを一瞬押すかマウスのクリックで行われます。


「キーを押しっぱなしにする」機会の多いゲームほど、
キーの重さ(押下圧)や荷重曲線の違いを実感できるようになります。

たとえばFPSなどは基本的にWASDキーで前後左右に移動し、
Spaceキーがジャンプだったり、押し続けてダッシュやしゃがみアクションだったりと、
文書作成ではありえない使い方をする仕様になっています。

ダッシュ中に回復アイテムを使用したり、武器の選択をしたり、
しゃがんで物陰に隠れた状態で周囲を見回したりと、
同時にキーを押す、あるいは押したままにする機会が多くあります。

同時に入力可能なキーの最大数に制限のあるキーボードは、
「音ゲー」などには不向きです。
最大で「3個」までしか同時入力を受け付けないキーボードも多く、
4個目のキーを押そうとするとビープ音が鳴ってしまうものがあります。

USB接続のキーボードでは仕様上「6個」で制限されていますが、
ほとんどのゲームでは6個までで対応が可能です。
それ以上の同時押しにはPS/2接続で対応します。


さて、キーの重さは一般的なメンブレンキーボードで65グラム、
メカニカルキーボードで45~60グラムという具合に差があります。

65グラムと45グラムはたかだか20グラムの違いに思われるかもしれませんが、
その違いを「キーを押しっぱなしにする」ゲームで比較した場合には
無視することのできない違いとなって現れるというわけです。

キーが軽すぎても操作ミスが発生しやすく、白熱するゲームプレイには
軽すぎるキーボードがしばしば問題として取り上げられます。

ゲームは夢中になると1時間でも2時間でもプレイしてしまう場合があり、
キーが重ければ負担となるし、軽すぎてミスを誘発するのも負担となります。

実際のところタイピングのプロフェッショナルよりもゲーマーのほうが
キーボードについてはうるさく、そのためゲーミングキーボードというものが
多くのメーカーによって提供されているわけです。

廃人ともなると1日10時間も20時間もキーボードを扱う人がおり、
単純に使用時間を考えても一般的な文書作成や数値入力の
業務よりも過酷な環境であるといえるでしょう。

個人差やキーボードの個体差はあっても、65グラムのメンブレンより
45グラムのメカニカルのほうが物理的な負担が小さく、
またキースイッチの寿命が長いという点が評価されています。


メンブレンキーボードはキーを深く押し込んでスイッチを接触させることで
入力される構造になっていて、キーが元の位置に戻るには
メンブレンシート(ゴム)の復元力を利用しています。

押すほどにゴムの反発は増すため、押し続けるには指先に力がいります。
これが長時間のゲームプレイには向かない理由です。

メカニカルキーボードはキー1つ1つが独立したスイッチになっていて、
ゴムではなくスプリングによって押下圧と復元力が制御されています。
キーの途中にスイッチを設けることで「深く押し込まなくても」入力されるため、
メンブレンのように押し込む必要がなく、反発も小さいのが特徴です。

メンブレンに比べて価格が高い(1万円前後~それ以上)のが難点ですが、
スイッチの寿命が長めで、製品のサポートの充実しているメーカーもあるので
長期的には安い買い物ということもできます。

パンタグラフキーボードは原理的にはメンブレンと同じものですが、
ノートパソコンに採用されているように薄型で、静音に設計しやすいのが特徴です。
その構造上、浅い入力で反応するのが長所でもあり短所でもあります。
軽快な入力で使いやすいという人もいれば、浅すぎて手応え(フィードバック)が
甘くて使いにくいという人もいます。

乱暴に扱うと壊れやすく、薄型でフラットな配列になじまない人も多いため、
特にゲーミング用としてのラインナップはほとんどありません。

静電容量無接点キーボードはスイッチに物理的な接点を持たず、
キーと基板との間の静電容量の変化を検出する構造になっていて、
接点のあるキーボードに発生する「チャタリング」が原理的に起こらなくなっています。
チャタリングというのは、キースイッチの摩耗や劣化が原因で多重入力が起こることで、
キーボードだけでなくマウスのクリックでも発生します。

正確な入力と耐久性を要求される分野において高い評価があり、
実質的に東プレがすべてのキーボードを設計しています。
OEMとしていくつかのメーカーから販売されていますが、中身は同じものです。
メカニカルと同等かそれ以上の価格(2万円前後)になっています。

あすさんが愛用しているHappy Hacking Keyboard Professional 2
このタイプで、テンキーやアローキーがないためキーボードとマウスを近づけることができ、
左手は常にホームポジションを保ったままマウスを操作するゲームもしやすくなっています。



まとめると、メンブレンのキーの多くは65グラム前後と重く設計され、
なおかつ深く押すほどに重さが増すので疲れやすい。
ただ値段は一番安い。

メカニカルはメンブレンよりも軽く設計され、深く押し込まなくても反応し、
その状態を維持する負担も少なめ。

静電容量無接点は入力の最初に45グラム前後の抵抗があり、
それを超えると軽く「ストン」と落ちるため、押したままの状態を維持しやすい。


ここで自分の使ったことのないキーボードをお勧めするのはちょっと気が引けるので、

▲このメカニカルキーボード(赤軸)か


▲HHKBか


▲同じキースイッチかつ45グラム統一荷重のRealforceといったところ。


キーボードの寿命とかキートップの素材とか気にし始めると、
いずれはRealforceに行き着いてしまう人が多いみたいですねwww

でもゲーミング用ならLEDバックライトが鮮やかな光を演出したり、
ボリュームコントロールやマクロキーがついていたりするほうがいいので、
LogicoolやRazerといったブランドから選ぶのも手です。

キーボードの足を立てるかたたむかの話題」もご覧ください。

2014/06/01

Logicool F710r Wireless Gamepad

初めてPC用のゲームパッドを買ってみた(`・ω・´)
有線だと卓上がかなり邪魔になるので無線のやつです。

単3乾電池2本。親切なことに製品にあらかじめセットされていて、
絶縁テープを引き抜くだけですぐに使用できる状態になっています。
エネループなどの充電式電池でもOKです。

使い方はとても簡単。
付属のUSBレシーバーをPCに取り付けるだけ。
勝手にドライバがインストールされ、すぐに使用可能に。
正常にインストールされませんでした的なメッセージが出てもOK!
古いゲームは「DirectInput」モードで動作させることになるようで、
その場合のドライバをロジクールからダウンロードしろって意味だと思います。

よほど古いゲームでなければ「XInput」モードというWindowsの標準ドライバでOKです。
とにかくUSBレシーバーをPCに挿入するだけで使えます。

トリガーボタン、LTとRTはバネの反発力が強めでちょっと指先に力がいりますね。
ただ動きは滑らかで変な引っかかりやガタツキは皆無。
左右ボタン、LBとRBのボタンは浅く、カチカチとしたクリック感があります。

Dパッド、いわゆる上下左右・斜め方向のキーはアソビがかなり大きいですね。
カチャカチャと音がします。
初めて触ったときは不良品かと思いました\(^o^)/
今にも外れてしまいそうというか、これでまともに操作できるか不安になるレベル。
でもこれが斜め入力も正確に行える設計のようです。まだ実感できませんが。

4個のアクションボタン、ABXYのボタンはコチコチとしたクリック感があります。
押したときよりも離したときの音が大きく聞こえます。
ボタンは透明な素材でできており、まるでLEDか何かで発光しているかと思うほど。

2個のアナログミニスティック、親指の収まりはいいのですが少し高さがあるかな。
もう少し低いほうが操作しやすいと感じました。
このスティック自体もクリックボタンになってるんですね。しばらく気づきませんでした。
クリック音はゴチゴチとやや大きめです。
バイオハザード6だと左がアクション・決定ボタン、
右が利き手スイッチに対応しています。

バックボタンとスタートボタンもアクションボタンと同じようによい感触です。
ゲームボーイのボタンみたいなゴムっぽさがなく、きちんと樹脂でできているようです。

真ん中のロジクールボタンは何なんでしょうwwwwwww
押しても何も起こりません\(^o^)/
ここだけフニャフニャのゴムを押しているような感触です。
素材自体はフレームと同じシルバー塗装の樹脂なのですが。

モードボタンはすぐ右にある小さな緑色のLEDインジケーターで確認できます。
LEDの消灯しているときが「フライトモード」。
アナログスティックでアクションをコントロール、Dパッドで視点をコントロール。
LEDの点灯しているときが「スポーツモード」。
Dパッドでアクションをコントロール、アナログスティックで視点をコントロール。

バイブレーションボタンは、押した際に長く振動したときがON、
短く振動したときがOFFとなっているようです。
バイブレーションを搭載しているためかコントローラーの重量があり、
けっこう重たくなっています。

そしてグリップはなかなか高品質な感じのラバーでコーティングされています。
Intuos Proをもっとサラサラにしたような感触です。
指紋はつきにくく、サラサラとしていて、滑り止めの加工もなされています。

電源ボタンはなく、しばらく操作しないと自動的に切れる構造みたいですね。
どれかボタンを押すとすぐに復帰します。




評価がイマイチよくないのは、トリガーボタンの硬さ、アナログスティックの高さ、
それに環境によってワイヤレス通信が安定しないのが原因のようですね。

USBレシーバーをデスクトップPCの背面に取り付け、ゲームパッドとの間に
無線LANルーターやマウスのレシーバーがある状態だと、
かなりの頻度で操作が滞る(ボタンやスティックがしばらく押されたままになる)
ことが確認されました…

付属されているレシーバー用延長ケーブルを使い、
レシーバーをモニターとキーボードの間あたりにまで移動させ
ゲームパッドとの距離を40cmほどまで寄せたところ、解消されました。

********
追記 2016年1月2日
********

ゲームパッドの電池が消耗してくるとLEDランプが点滅します。

SKYRIMでこのF710rを使用していますが快適です。
トリガーが硬いので「殴り合い」はちょっとしんどいwww
短時間しかプレイしていませんがエネループで3~4ヶ月もつ、といったところでしょうか。
バイブレーションは有効にしています。

周辺のワイヤレスマウスやWi-Fi機器の干渉とは無関係に、
まれに一瞬だけ通信が途絶え、スティックの傾きが固定されることがあります。
しかし私の環境や用途では深刻な問題にはなっていません。

めったに問題は起こらないので、安定性を求めて有線式のものを選ぶよりも、
このワイヤレスゲイムパッドを使ったほうが快適だと感じました。
こまめにパッド本体をOAブラシで掃除し、隙間のホコリも叩いて落としています。
1年半くらいデスク脇に置いてありますがまったく不調はありません。
もし掃除をしていないとスティックやボタンの動作不良が起こるかもしれませんね。



1年半くらい「ライトに」使用したF710rの写真。
見た目の変化としては左右のスティックですね。
親指の接触している面は少しツルツルになっています。
軸の部分はフレームにこすれるため傷がついています。
ボタンやトリガーの操作感はほとんど変わっていないように思われます。
トリガーキーはもっと柔らかくなると思っていたのですが……
グリップはどうしても消耗しますね。
ツルツルと光沢が出ていて、細かい傷が見苦しくついてしまいました。
電池交換は最初からセットされていたアルカリ電池をエネループに交換し、
充電が切れたのは2回。
1年半で実質3回しか電池を交換していないことになります。
毎日使っているわけではなく、ライトユーズであることを強調しておきます。
バイブレーションをOFFにしておけばもっと長持ちするはずです。