2014年11月1日土曜日

雇用する側もリスクを恐れているから…

雇用する側もリスクを恐れているから無難な人材ばかりを採用しようとする。
これは自然なことである。

しかしリスクを回避し続けると、不測の事態にまるで対応できなくなる弊害が発生する。

それどころか組織の内外にちょっとした揺らぎや変化の起こるたびにどよめき、
いちいち気を取られ、生産的な活動が妨げられるという現実が待っている。

求職者がブラック企業を避けるのと同じくらい、企業も「ブラック社員」を避けているのだ。
お互いの利害が一致することはほとんどないから転職がブームになっている。

求職者が自分に合う会社がないと感じるのと同じくらい、
企業もまた自社に合う社員がいないと感じている。

リスクを避ける究極の方法は求職などしないことに尽きるし、
企業も求人などせず、会社をたたんでしまうのが一番確実だろう。

それはおかしい。

だが、それに近いことを実際にやっているのが人間である。

リスクがなくなれば誰でも成功する世の中になるが、
それはもはや「成功」と呼べるシロモノではなく、
何の充実感も達成感も得られないものである。


今一度「リスク」に関して適切な認識を持つようにしたい。

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