2011年4月18日月曜日

友達は決して「近くはない」

夜空に浮かぶ星を見上げたとき、「北斗七星だ」「オリオン座だ」と指差しても、
それらの「星座」を構成している星と星の間隔は何光年も離れています。

広げた指の間にすべて収まる大きさに見えても、その指の先にある星は何光年も離れているし、
同じ大きさに見えても、実は地球からの「距離」が違うだけで、桁違いに大きさの異なる星を
あたかも「同一の平面」に描かれたものであるかのように感じていることもあるのです。







友達関係もこれと同じことがいえるのかもしれません。


遠くから見れば「一つの星座」のように集まっている人たちがいても、
遠近がものすごく離れていて、遠くの人が大きいので同じ身長であるかのように
見えているだけで、実際には関係すらないということがあります。


これは「平面」で見ればまったく気づきません。


離れたところから私の姿を見て、私の周りに人が集まっているように見えたとしても、
私よりはるかに「手前」あるいは「」の人がそう見えているだけなのかもしれず、
実際に私の「近く」に集まっているわけではない可能性もあるということです。


逆に、私から遠く離れているように見える人がいたとしても、
そちらの角度から見ると、ほら、まるで私の隣にいるかのようになるでしょう。


見る角度によって友達関係はまるで違ってくるのです。


「近い」と思っていても実際には「遠い」。
「遠い」と思っていても「近く」に感じる。


本当に近くにいる人は、どの角度からでも近くに見えます。



星を考えてみればわかるように、本当に近くにいることはめったにありません。

実際、星と星があまりにも接近すると互いの重力によって崩壊してしまう場合があります。
そうなっては困るということで、宇宙はきわめて広く、十分すぎるスペースが確保されており、
あちこちで衝突や破壊的な現象に見舞われずに済んでいるのです。


ほとんどの人は、離れているのに「近い」と錯覚しているのです。

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