2011年3月27日日曜日

最終的な判断は「信じるか信じないか」

どんなに資力のあることを示したり、
知識を持っていることを表明したりしても、
最後に頼るのは信仰心。






理論が不完全というわけでもないし、調査が不十分というわけでもないのに、
それを判断する人間が不完全であるために、最終的に信仰の問題となってしまう…。



たとえで説明しましょう。


6面のサイコロを1回振ったときに1が出る確率は1/6であることがわかっています。

ためしに1回振ってみてください。

1が出る確率は1/6です。



1が出た人も出なかった人もいるでしょう。


サイコロを1回振ったときに出る確率はどの目も1/6です。



「いや、だから1/6っていうのは…」



サイコロには重量の偏りがなく、どの面も一様で、振るときには細工をしないとします。

このようなサイコロであれば、1の出る確率は間違いなく1/6なのです。



「どの目が出るのかを当てるんじゃないの?」


いいえ。そういうわけにはいかないのです。

細工をしない限り、どの面も出る確率は1/6だからです。



「1/6……」



もう少しわかりやすい説明をしましょう。



このサイコロを振って7の目が出る確率は?



はい。0%ですね。

1から6までしかないので、7は絶対に出ないようになっています。

細工をしない限り、7の出る確率は0%なのです。


これは容易に理解できるでしょう。

でも1/6の理解が難しいのはなぜでしょうか?

サイコロを1回振ったときに“どの目が出るか”」を問題にしているのに、1/6なんて…。


このとき、「どの目が出るか」を「正確に」答えられないのは、理論が不完全だからだ、と思うかもしれません。



違うんです!



サイコロの目が出る確率は1/6であると完全に決まっています。

1回振ったときに“どの目が出るか”を正確に答えられない」のは、理論が不完全だからではなく、サイコロを振る人間が不完全だからなのです。





( ゚д゚ )


え?

え?

え~?

それはおかしいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwと思うでしょう。

でも、そのおかしいことが現実なのです。



たとえばエンチャントの成功率が90%だとします。

9/10ということです。

ためしに1回エンチャントしてみてください。

……

結果はどうなりましたか?


90%なら“まず成功する”」というのが経験からわかることだと思います。


でも「絶対に成功する」わけではないですよね。


どのくらい成功するのですか?


90%です。



( ゚д゚ )



そう。

ゲームの世界さえ「確率」に支配されていて、そこで遊ぶプレイヤー(人間)は確率を完全に理解したり、制御したりすることができないようになっているのです。


もちろんシステムを変更し、成功率を100%にしてしまえば100%成功するようになるので、「ほら、やっぱりそれは違う」と思うかもしれません。


しかし問題はそこではないのです。


システムをいじることができるかどうかは問題ではありません。


そのシステムをいじることができる人さえ、90%の成功率に関しては90%であるとしかいえない、というところが問題なのです。



「…あれっ?」


と思いましたか?


「つまり、どういうこと?」



成功率のシステムそのものは完全なのです。



( ゚д゚ )

え?

え?

え?

こんなもののどこが完全なのwwwwwwwwwwwwwwwと思うでしょう。


「90%なわけがないwwwwwウソだwwww70%くらいだよwww実際www」


はい。

本当にそうでしょうか?


90%の成功率で、1回やって1回失敗したとしましょう。


あれ?


これでは0%ということになってしまいますね。


2回やって1回成功したらどうですか?


あれ?


これは50%ですね。



「ほらwwwwwwwwwぜんぜん90%じゃないじゃないかwwwwwww」と思いますか?


100回やって87回成功したらどうですか?


これは87%となり、90%に非常に近いですね。


1000回やって912回成功したらどうですか?


これは91.2%となり、もっと近いですね。


もっともっと回数を多くすれば、90%に限りなく近い数字になっていきます。




ん?



この、「回数」というのは何を表しているのでしょうか?


1回エンチャントしたときに成功する確率が90%なら、
10000回エンチャントしたときにはどうなりますか?


もちろん90%のままです。


100000回やって90102回成功しました。


これは90.102%です。

うーん。厳密には90%ではありませんね。


このことについて、90%という成功率を設定したシステムが不完全なのか、実際にエンチャントをするが不完全なのかが問題なのですよ。



サイコロについてもまったく同じことがいえます。








どうですか?



どんなに信用していても、世の中には「確率」によって信用を裏切られることがたくさんあります。

でも、それをどうすることもできないのが私たち人間です。

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