2011年3月5日土曜日

二次元への愛情は正常か 2

「欠陥」という表現はストレートすぎて厳しいかもしれません。

単なる欠陥で終わらせるのではなく、もう少し踏み込んで考えてみましょう。


人間を特別な存在とみなすのではなく、純粋に生物として考えるのです。



生物というのは、生活環境からの影響を常に受けています。

それに対し、都合よく形態や生理、行動などを変えることができます。

自分を取り巻く環境に対応して変化や発展を遂げることを「適応」といいます。


二次元を愛する者が全体として同じような形質であるとすれば、生物が持つ基本的な能力の働きの結果であり、別に不思議なことではないことが理解できるでしょう。

他の個体よりも環境によく適応した個体が生き残り、競争においても有利になることは明らかです。


ということは、二次元を愛するというのは欠陥ではなく、むしろ環境に適応した進化あるいは発達ということができるでしょう。


もちろん、依然として“本来の”三次元の配偶者──ヒト──との間で生殖し、子孫を残す活動に忙しく携わっている個体も数多く存在しているため、絶滅の心配はなく、むしろ「住み分け」がなされているという見方もでき、

「ああ、息子がアニメに夢中になって縁談がまとまらないわ~!」
「年頃の娘が漫画の男にばかり求愛している」

としても、それはそれでよく、残りの者で十分な繁殖を果たすことができているのです。


これは、「人はすべて平等である」という固定観念があると理解できません。


生まれながらにして「個体差」があるのが現実であり、決して平等ではなく、むしろそれによって多様性が生まれ、文明を発達させることができているのです。

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